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太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

旅行カバンの底に忍ばせる黄金本の情緒

読書 読書-読書論

I just got this amazing gift: an extinct 82' Dunhill Estupendo #Cuban #cigar, almost worth its weight in gold.

旅行カバンの底に忍ばせる黄金本 

 椎名誠がエッセイで旅行にもっていく本の按配について書いていて面白かった。

 長い旅行に持っていき、ミステリーやSFを読んでしまって、ああ、あと何かないか!というときにヒョイとこれを”最後の一冊”というような按配で手にしたら、仕方なく読み出すのではないか、ということで、この黄金の配分比の中にいつもかならず名作古典を我ながらじつにわざとらしく、かつさりげなく一冊だけしのび込ませることにしているのである。

活字のサーカス―面白本大追跡 (岩波新書)

活字のサーカス―面白本大追跡 (岩波新書)

 椎名誠の場合は1ヶ月以上の海外旅行が多いし、当時はインターネットがない時代だから持っていった本だけが読める日本語となる。持っていった本を「読み干して」しまうのは、水を飲み干してしまうかのように辛いから、最後にモンテ・クリスト伯などの読み応えがある名作古典を黄金本としてもっていくという。最後の1冊まで至ることはほとんどなくて読めてないそうなのだけど。

軽い本ばかり読んでいる

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「呪い」に採用されるテクノロジーでハイプサイクルを実感する

サブカル サブカル-怪談

Curse, Hereford Museum

非実在存在による祟りと法的リスク

 小松左京の『日本の呪い―「闇の心性」が生み出す文化とは (カッパ・サイエンス)』によれば、物部村の祈祷師が災厄や病気(障り)の原因宣告には大きくわけて「祟り」と「呪い」があるという。「祟り」は神仏や精霊のタブーを破ったことによる神秘的制裁であり、「呪い」は特定個人の生み出す怨念による影響とする。主体人格の存在しない「祟り」であればお祓いで済むが、実行主体が存在する「呪い」には呪詛返しなどの報復がセットなる。

 それでなくても、「その病気は○○さんの呪いが原因」と言われれば、その真偽はさておき私刑に駆り立てられてもおかしくはないし、祈祷師自体が名誉毀損や人権侵害で訴えられる可能性もある。近代になるにつれて「祟り」と宣告したり、「呪い」であって特定個人を明示しないようになっているそうだ。

 非実在存在を原因に挙げることで法的リスクを回避するのは、非実在青少年の議論を彷彿とさせる。その法律が真に実効的なのかを測る指標として、「呪い」からも排除されているか?という観点がありえるだろう。適者生存の要件に「コンプライアンス」があるのだ。

「呪い」に採用されるテクノロジーでキャズムを実感する

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貧乏になる人の特徴は「情強」や「コスパ」に正面から向き合うこと

ライフハック ライフハック-節約

money

お金の価値を相対評価しないようにする

 ひとつひとつ細かい節約や合理化にはよく気がつくのに、高額商品における万単位の損で台無しになるというか、全然取り戻せていないことがあるのだけど、それでいてあまり深刻に思えない状況。皮肉なことに、ネット社会における「貧乏になる人の特徴」は「情強」や「コスパ」を追求しすぎていることなのではないかと思える。

 お金を相対的に捉えているがゆえに、高額商品になると途端に感覚がマヒする。
 たとえば300万円の自動車を買う際に、15万円するカーナビをオプションでつけることに躊躇しない。
 スーパーで買い物をするときには1円は10円単位で気にするが、自動車本体の300万円に比べれば、15万円は相対的に小額だから、「安い」「まあいいか」となる。
 相対比較ゆえに、自分が支払うことになる「金額」では考えられなくなるのだ。

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人

 問題なのは金額を「相対評価」として捉えていることだ。スマホ料金が30%安くなったとか、ポイント10倍還元などのレトリックも相対評価を促進する。資産にとってはその金額が「絶対評価」としていくらかかったのかという問題に過ぎない。100円単位の節約を繰り返しても万単位の損失は取り返せないし、少しだけ働く時間を増やせば解決できる程度の金額に認知資源を消費しすぎなのではないか。

フールペナルティ型ビジネスの本質

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いきなり宝くじスタンプラリー当選でトマホークリブ450gを豪快に頬張る

グルメ グルメ-B級グルメ

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いきなりステーキのスタンプラリーに当選

 いきなりステーキにすっかりはまって肉マイル修行を続ける日々。1ヶ月で6回来店という新年スタンプラリーも達成していたが、そこからの抽選だから気にせずにいたら嬉しいメール。

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 2位当選で2,900円分のチャージ。ランチでちまちま使ってもよいのだけど、せっかくなので豪快に食べたい。ちょうど気になっていた骨付きのトマホークリブを注文。1枚肉なのでオーダーカットはできず、400〜550g程度の在庫から選択することとなる。

トマホークリブを豪快に頬張る

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半ドンできないプレミアムフライデーは吉野家の牛豚半丼で両手に花

グルメ グルメ-B級グルメ

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吉野家のプレミアムフライデーフェア

 世間一般ではプレミアムフライデーだったらしい金曜の夜。僕の仕事場では誰も何にも言わずに粛々と勤労していて、ツイッター大喜利で今日がだったのかと思う程度だったのだけどゴーゴーカレーや串かつ田中などの特別企画がちょっとうれしい。

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 「フライデー」にかけて揚げ物を攻めようかとも思案したが、吉野家に足が向かう。吉野家の企画は牛豚半丼。牛丼と豚丼が半分づつ食べられて450円。「プレミアム」とか「フライ」とかじゃなくて、「牛豚半丼、半丼、半どん、半ドンか!」という微妙なシャレ。半ドンどころか、全ドンだったけれど。

牛皿と豚皿で豪遊気分

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