太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

恵比寿「慈庵」〜ゆったりとした蕎麦屋で鴨ねぎ陶板焼きの4段活用

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蕎麦屋で一杯がしたい

 ここのところで仕事が忙しくてろくに休日も取れなかったので、代休を申請。ポケモンを探しに山道を歩いたり、『シン・ゴジラ』の爆音上映を観たりした休日を蕎麦屋で〆ることとした。蕎麦といえば、いわゆる新本格系の立ち蕎麦屋にいくことが多いのだけど、酒が呑める蕎麦屋には別の趣がある。

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 お通しのジャコとワカメの酢の物。各種地酒は粋な文様の入ったグラスで運ばれる。「黒牛(くろうし)」を「こくぎゅう」と読んでしまい通人ぶるのは失敗。

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 焼き蕎麦味噌。蕎麦屋の定番メニューとして知ってはいたのけど、実際に食べたのは初めて。甘塩っぱさとプチプチ感があとひく。落ち着いた店内でゆったりとした時間が過ぎていく。

鴨がねぎしょって陶板焼き

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恵比寿「越後屋喜八郎」〜干物串ハーレムと巨大おにぎりがもてなす竜宮城

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色々な干物を少しづつ

 ひとり呑みと言えば、やきとんや串かつが多かったのだけど、ここ最近は干物や焼き魚で呑むことに開眼している。干物のもつ塩気と旨みは米から作られた日本酒との相性も抜群であるし、カロリーも控えめ。

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 だけど、大ぶりの魚はひとりだと種類が食べられないし、かといって複数人で身をほぐすのも気を使って難しい。そんなワガママな要求だって満たしてくれる越後屋喜八郎の、干物串盛り合わせが素晴らしい。

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 890円で5本おまかせ。鯖の文化干し、秋刀魚のみりん干しなどが大根おろしとともに並ぶ。今回は選ばれなかったがアジの開きや銀鮭などもあるそう。単品注文だと190円で2本からと、やきとん感覚で注文できる良心的な価格設定。夢にまで見た干物ハーレムに日本酒がすすむ。お通しであるナスの揚げびたしも嬉しい。

巨大おにぎりで昔話の世界にトリップ

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恵比寿「食彩かどた」〜恵比寿駅前地下に隠れる絶品炭火焼き魚ランチ

天然魚の炭火焼きランチ

 独り暮らしだと家で魚を焼くのも億劫なので、焼き魚を食べられる機会が少ない。外食ランチも肉類が多くなりがちであるし、ときどきは美味い焼き魚が食べたくなる。

 食彩かどたは恵比寿駅前の雑居ビルの地下にひっそりと店を構える焼き魚の名店。

 小さな看板とボードを頼りに店に入る。店内は隠れ家バーのような佇まいなのだけど、焼き魚の良い匂いが漂う。カウンター席もあるので、「孤独のグルメ」がしやすい。

銀むつの西京漬けは最強漬け

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