投資ではなく投機が好き
ビットコインの分裂騒動で6月以降に相場が下がったが、再び買いに転じる機会をうかがう。「仮想通貨は値動きの激しさが魅力だ」と男性は話す。
日本の個人金融資産は1800兆円あるが、預金残高は1000兆円を超えている。米国の個人資産の預金率は11%程度といわれているから、差が激しい。これを説明するのに「日本人は貯蓄好き」「リスクを取りたくない」という表現がされがちであるが、そうとは言い切れないところがある。
「日本人は貯蓄が好きだから投資をしない、だからあまり株とか債権にいかない」ではなくて「日本人は、博打が好きだから、ものすごいボラティリティがないと投資しない」ではないかと思ってきた・・・。仮想通貨への投資がここまで盛り上がるのは短期でめちゃ儲かる可能性が高いからw
— けんすう (@kensuu) 2017年8月15日
ここ最近の仮想通貨やVALU、FX、株信用取引などの活況だし、競馬やパチンコが成立しており、カジノ法案まである。むしろハイリスク・ハイリターンな博打を好んでいるがゆえに、ローリスク・ローリターンを避けたい。中途半端なリスクなら取りたくないという国民性が浮き出る。