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太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

電子書籍本棚10冊で現在の自分を表現するとこうなった

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「本棚の10冊で自分を表現する」とこうなった

純粋に「自分のお気に入り」を載せている人はもちろん、個人の背景が垣間見えるような選書をしている呟きもあっておもしろい。かと思えば、10冊のタイトルを並べて詩歌っぽくしているようなものも。写し方も、横並びの写真があれば、縦積みの画像もあるなど。

 今週のお題は「人生に影響を与えた1冊」とのことだけど、1冊で表現するのは難しい。

本棚を晒すのは恥ずかしい一方で、実際にはKindleで1,500冊、Sony Readerで1,000冊ほど持っているので「極一部」という感覚もある。漫画本が少ないのはそのためである。かつて吉本隆明が、「名作は必要になってもすぐに買い直せるから手放すし、良い値で売れる本も売却してしまうから、自分の本棚に残るのは中途半端な本ばかり」といったようなことを書いていて、その感覚はなんとなく分かる。

 去年の本棚晒し祭りはこんな感じだったのだけど、現在の部屋には物理的な本棚がないので、電子書籍の蔵書から選びたい。

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 現在のKindle書籍本棚は2662冊。無料本があるとは言えども積読しすぎ。

無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法

公認会計士二次試験(合格率6%)を史上最年少の19歳で合格 以後、フルタイムの仕事をしつつ、かつ3人の子どもを育てながら、 中小企業診断士試験(合格率4%)、オンライン情報処理技術者試験(合格率4%)合格 TOEICは新卒時420点から3年間で900点へ 社会人大学院でファイナンスMBAを取得。 その結果、年収を16年間で新卒時の10倍とした著者が初めて公開する、 本当に効率的で合理的で楽ちんで、目から鱗の勉強法。

年収10倍アップ勉強法 無理なく続けられる

年収10倍アップ勉強法 無理なく続けられる

 年収10倍になんてなれないけれど、根本的なところで「勉強」が好きなのはこの本の影響が大きい。自分を追い込みながら習慣化していく仕組みや、個別の勉強法が書かれている。良くも悪くも「当時の最新」を使いこなそうとする試行錯誤自体が面白い。

「お金不足・時間余り」がローマ時代で、「お金余り・時間不足」が一般的なお金持ちでみたいな話は色々な本に書いてあるのですが、私としてはもっと重要な要素として「体力」があるのではないかと考えています。

 メルマガを購読していても、空調服を着てみたり、老化を実感したり、麻雀プロ資格に合格したりと飽きない。揶揄したくなる人もいるのは分かるけれど、ある種の理想を感じている。いつか勝間塾に行ってみたい。

ウェブ進化論

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 誰もがパソコンを自由に使えるようになり、ブログなど情報発信を容易にする手段が普及、Googleの検索エンジンなど情報を取捨選択する方法が広まったことで、Webの世界が変わりつつある。いわゆる「Web2.0」だ。

ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

 このブログをやっているモチベーションを形作った本。

その上で「ネット世界の三大法則」が、まさに自分がやろうとしていることなのではないかと思いました。著者は「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」がある閾値を超えた時に以下のような法則が成立すると説いています。

・神の視点からの世界理解
・ネット上に作った人間の分身が金を稼いでくれる新しい経済圏
・(≒無限大)×(≒ゼロ)=Something あるいは、消えて失われていったはずの価値の集積

 ビッグデータやアフィリエイトやプログラミングなどの出発点。そんな簡単にはいかないのは前提だけど、部分的にでも「勝手に動き始める」が増えていく感覚が欲しい。

弱いつながり

「かけがえのない個人」など存在しない。私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、 ネットの検索ワードさえもグーグルに予測されている。 それでも、たった一度の人生をかけがえないものにしたいならば、環境を意図的に変え、 グーグルに与えられた検索ワードを裏切っていくしかない。 それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりなのだ――。 人生に自由と強度を与える「偶然性」と「ノイズ」へ向かう道筋を示す。

弱いつながり 検索ワードを探す旅

弱いつながり 検索ワードを探す旅

 インターネットとの関わりかたに影響を受けている。

 特にインターネット上においては自身にとって居心地の良いコミュニケーションや情報収集のための調整がしやすいという側面がある。RSSやSNSにはお気に入りの人ばかりを登録してあるし、GoogleやAmazonはこれまで行動履歴からレコメンドしてくるし、不愉快な人や言葉はスパブロミュートして視界に入らないように出来る。ネットはむしろ「閉じこもる」ための道具になってしまった。

 つよい繋がりが羨ましくなることもあるし、仕事やインターネットやリアルのどれかに閉じこもっていたいときもあるけど、どの世界に対しても「それはそれ」という弱さと距離がある。当事者性を持った旅や試行錯誤のなかで産まれると偶発性のなかで僕は生きたい。

食の軍師

普段、私たちが何気なく食べている料理…だが、そこには奥深い兵法が潜んでいる!!何を注文するのか? どんな順番で注文するのか? この選択によって「食の軍師」としての知力・能力・経験が現れる。主人公は、自分自身を「三国志」の名軍師・諸葛亮孔明になぞらえ、様々な戦略を繰り出す!!

食の軍師 1

食の軍師 1

 基本的に独りで食べているのが好きなのだけど、その前提にはこの本がある。

 お酒には好みがあるのだけど、個人的には初手に日本酒二合か瓶ビールを頼んでしまってチビチビとやってる方が好きだ。ビール一杯分の値段で最後まで呑めるし、店主を煩わせる事もない。生ビールをがんがん頼んで割り勘にされると「和民に行け」って気分になるぐらいには器量が狭い。

 『孤独のグルメ』の独白要素をイジイジと格好悪く描いているのだけど、そこがよい。食べる時の自分ルールの徹底やコスパ追求や関係妄想はこのブログの食レポエントリに大きな影響を与えている。

街場のメディア論

テレビ視聴率の低下、新聞部数の激減、出版の不調……、未曽有の危機の原因はどこにあるのか? 「贈与と返礼」の人類学的地平からメディアの社会的存在意義を探り、危機の本質を見極める。内田樹が贈る、マニュアルのない未来を生き抜くすべての人に必要な「知」のレッスン。神戸女学院大学の人気講義を書籍化。

街場のメディア論 光文社新書

街場のメディア論 光文社新書

 多少なりともメディアに関わるものとして得るものが大きかった。

 メデイアの価値にも、このモデルが適用できるのではないかと論が進む。つまりコンテンツが様々な経路を通じて次から次へと手渡される段階では、価値は発生しておらず、誰かが反対給付義務を感じた瞬間に「ハウ」が内包され、価値が遡求的に発生するという事である。

 「それが必要だった誰かに届くかもしれない(=郵便的)」「勝手に有用だと思う人もいるかもしれない(=誤配)」という前提のもとで、誰かが「これにお礼を言いたい」と思った瞬間にそれを伝えた媒体全体に価値が遡及的に生まれていく。そうでない情報はゴミであり、いかにゴミを送り込むかという議論をしても仕方がない。

闇金ウシジマくん

丑嶋のもとを毎朝9時に訪れる「奴隷くん」と呼ばれる人々。それはパチンコ依存症の主婦たちのことで、丑嶋は彼女らに3万円の現金と引き換えに5万円の借用書にサインさせる。あらかじめ金利・手数料2万円を引いた上、1日3割もの暴利を課しているにも拘わらず、今日も彼の会社には哀れな訪問者が引きも切らない

闇金ウシジマくん(1) (ビッグコミックス)

闇金ウシジマくん(1) (ビッグコミックス)

 人間不信や劇的な変化への臆病さなどは、この漫画の影響も大きいように思われる。「衣食足りて礼節を知る」という部分を嫌というほど見せつけられるし、この漫画で描かれているような話への裏とりができている自分もいる。

ここ数週間の日経平均株価の乱高下によって、給料の一部を積み立てて構築してきたポートフォリオが1日で10万円から20万円ぐらい動く日も珍しくない。ちょうど国債系の資産をインデックス投資にスイッチ完了した時期だったのでもろに損を食らっている。

 根本的なところで完全なる破滅はしないし、できないのだと思う。それでも落ちてしまう可能性はあるけれど。

のほほん雑記帳

人生は大いなる漠然とした不安との夫婦生活だ。どこへ逃げても逃げ場は無く、眠っても悪夢となって悪妻はやってくる。だから、むしろ自分から悪妻と付き合うようにして、何かと彼女を手なずけてしまえばいいのだ。生きることから逃げないようにして、何とか折り合いをつけるようにするのだ――。折り合いのついた状態を“のほほん”と言う。偉大なるのほほんの大家、大槻ケンヂが指南つかまつる「のほほんのススメ」。風の吹くまま、気の向くまま、今日も世の中、のほほんだ!

のほほん雑記帳 (角川文庫)

のほほん雑記帳 (角川文庫)

 大槻ケンヂのエッセイ。ダメな自分を他人に認めて欲しいとは思ってなくて、なんていうか自分の中の問題なのだと思う。

 のほほんとは、ありのままを受け入れるのでも、根治を放棄すのでもなく、ただ折り合いをつけるという事だ。結局のところで、「いつか救われるのだから、今は辛くてもよい」という考えをするほどに、「いま」「ここ」を疎外することになる。

 肉体的にも精神的にも身体が動かない時があるし、脳に靄がかかることもある。そのことについて不安がり続けても自己嫌悪をし続けても仕方がない。

腹を割って話した

藤村「決めないことを、恐れてはいけないんだよ」嬉野「それはまったく『どうでしょう』の本質だね」『水曜どうでしょう』4年ぶりの新作の放映を控え、ディレクター陣が北海道の温泉宿で夜を徹して語り合った。番組のこと、お互いのこと、大泉洋&ミスターのこと……。これまで知り得なかった本質の部分に触れる、初の対話集

腹を割って話した

腹を割って話した

 水曜どうでしょうのディレクター対談集。

 これは「人格労働」と「感情労働」の違いだと僕は考えていて、傍目には同じことをしているように見えても維持するために使用される「人為的なエネルギー投下の有無」によって持続可能性や平均的な品質が全く異なるという事を経験しているのだけど、まさに「温泉」と「風呂」の違いでもある。

 エネルギーが枯渇してくると、それでも動ける「温泉」を探していくのが重要になるということを実感している。頑張り続けなければ維持できないことは、いつか簡単に壊れてしまう。

人生がときめく片づけの魔法

この本は、「一度片づけたら、二度と散らからない方法」 について書いた本です。

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 スピリチュアルと自己啓発と断捨離が悪魔合体した恐ろしい本。

これらの事に誇大妄想が含まれている事は重々承知です。繰り返しますが、アイロニーを抱きつつも世界観に没入して身体を動かしていかないと仕方ないという諦観とポジティブの中間のような確信の元で、自身のための駆動装置を作っていくことが「あるべき姿」が比較的明瞭な片づけという行為にとっては重要なのです。

 思わず12,000文字以上のレビューを書いてしまったぐらいハマった。

いつまでもデブと思うなよ

 1年で50キロの減量に成功した著者が到達した結論。それはダイエットは楽しく知的な行為であり、ロー・リスク、ハイリターンの最高の投資であるということだった。
 必要なのはメモ帳1冊。それだけで運動不要、持続可能なダイエットは始められる。そして重力から解放された後は経済的、社会的成功が待っているのだ。
 過去のすべてのダイエット本を無力化する、究極の技術と思想が詰まった驚異の1冊!

いつまでもデブと思うなよ・電子版プラス

いつまでもデブと思うなよ・電子版プラス

 この本も自分の考え方の基礎になっていると思われる。

 この「実績の解除」では、提示された実績に対して手段はさておき「事実ではある」事を積み上げて閾値を超えていく発想力が重要です。例えば「通信対戦モードで10連勝する」という実積を解除するためであれば、プライベートモードで友達に乱入してもらって達成することも考えられます。それと同じように平均1500kcalを守るために色々な手段を考える事ができます。例えば弁当やスナック菓子をパッケージの通りに食べる必要はないし、週末に断食をしても良いのです。

 ある意味では、『年収10倍アップ勉強法 無理なく続けられる』にも似ていて、必要なのは目標の定量化とバックキャスティングであり、バックキャスティングさえできるなら手段に固執しない。ダイエットはカロリーと体重という定量化要素があるのでそのような考え方の基礎トレーニングになる。あんまりやり過ぎると人間として終わっていくのだけど。

まとめ

 本当は小説や教養や技術書などを挙げたいと思いつつも、こういう俗っぽい本や漫画からの影響を受けているんだよな。見栄を張っても仕方がない。もっと挙げたい本はあるけど、10冊にしぼり込むと見えてくるものがある。

 電子書籍本棚にある10冊はいつでもどこでも読むことができる。コレクション化もしたので迷った時にちょっとだけ読んでみるのもよいかな。そんな感じで電子書籍本棚10冊で現在の自分を表現してみた。

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