太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

はせおやさいさんのブロガー人生相談イベント『池田仮名さん、長文ブログを書く理由は、なんですか?』に思い出づくりに登壇する話

http://www.flickr.com/photos/62186767@N00/14785644

photo by smiling_da_vinci

2013/10/29に渋谷で開催されるブロガー対談イベントに登壇します

▼ブロガーに質問企画Vol.1「池田仮名さん、長文ブログを書く理由は、なんですか?」

  http://atnd.org/event/E0020278

ブログを書き続ける理由って人それぞれだと思います。
どんな人がどんなことを考えながら、どんなふうに書いているのか。
ふだん、誰かのブログを読んでいるときに感じた疑問や質問を、ご本人をお招きして、直接聞いてみたい!という企画です。
端的に言うと主催hase0831がお話を聞きたいブロガーさんをお誘いして聞きたいことを質問する、そんな企画です。


「ブログを書いてみたいけど、みんなどうやってるの?」
「ブログを書いてるけど、書き続けるモチベーションってどうしてるの?」
「このブログの中の人ってどんな人?」
という人、気軽にご参加ください。

▼参加費
無料

▼日時
10月29日(火)@渋谷ヒューマックスビル3階
開場…20:00
開始…20:15
終了…21:30

第1回めは、
「情報学の情緒的な私試論β」
http://bulldra.hatenablog.com/
の池田仮名さんをお招きします。

場所はむかしサイバーエージェント社が入ってたあそこです、あのビル。


企画についてざっくり言うと、わたしが個人的に読んでるブログ/個人的に声かけやすいブロガーさんにちょっとお時間を作っていただいて、渋谷のイベントスペースをお借りして、対談っぽい仕立てで逃げられない状況を作った上で色々ぶっちゃけた質問をさせてもらおうという会です。


10/29(火)20時から渋谷で、ブロガーさんにわたしが人生相談する企画やります - インターネットの備忘録(はてなブログ版)10/29(火)20時から渋谷で、ブロガーさんにわたしが人生相談する企画やります - インターネットの備忘録(はてなブログ版)

 『インターネットの備忘録』の管理人であり、『ブログにためになることなんて書かなくていい (impress QuickBooks)』の著者でもある、はせおやさいさん( id:hase0831 )のブロガー対談イベントの第1回ゲストとして登壇させていただくこととなりました→『http://atnd.org/event/E0020278

 このタイトルで本当に大丈夫!? テーマとして頂いた事を解釈しても「これまで池田仮名は自分の事をあまり出してこなかったのに、気持ち悪い独特の価値観の長文を頻繁に公開するようになったのなぜ?」・・・そればかりでも誰得なので、はせさんへの逆人生相談やブログ運営の裏話などを交えつつ、はせさんのキュートな魅力を引き立たてさせて頂ければ思います。ほんと天狗でも河童でもないから・・・むしろ座敷わらし系男子だから。カッパピアは廃墟だから。

 参加費無料、Wi-Fiも無料で使えます。阿佐ヶ谷ロフトのトークイベントをゆったりお洒落にした感じを勝手にイメージしてます。渋谷の便利な場所で仕事帰りや学校帰りなどに立ち寄れる時間帯だと思いますので、ぜひぜひ参加登録をお願い致します。ブロガー名刺を今度こそ作らないと。

ブロガーに質問企画Vol.1「池田仮名さん、長文ブログを書く理由は、なんですか?」 | 集客ならイベントアテンドブロガーに質問企画Vol.1「池田仮名さん、長文ブログを書く理由は、なんですか?」 | 集客ならイベントアテンド

両手じゃんけんに飽きた

 ここからは自分の話です。なぜ登壇したのかといえば、もちろんお話を頂いたからなのですが、そろそろ「思い出づくり」の時期なのかなーとも思ってます。別に引退するとかじゃなくて、ここから先を積み上げるには自分を曲げないとちょっと難しいかもというラインが見えてきました。

 一時期はhatenablog.comで7位になって、2ヶ月ではてブが3,000近く増えて、YahooニュースやGigazineに取り上げられてなんて事が続きましたが、最近はおとなしいものです。正直なところ、ネットウォッチやブログ更新を続けていれば、状況Aで記事Bを書けば反応Xがあるだろうと大体は分かるような誇大妄想を抱くようになりますし、それなりには再現できなくもない感じになります。でも、だからこそ私がそれをする必要もないかと思ってしまうのですね。自身の両手でじゃんけんをしてもつまらない話です。

リアルイベントと思い出作り

 読者の反応が読めるのは別に珍しい話でもないし、参加者も増え、最適化ノウハウもコモディティ化していきます。なのでPVなどを指標にすると各々の個性はありつつも、だんだんと先行者利益や瞬発力を利用した椅子取りゲームになっていくのかなと思う側面もあります。それはコミュニティ全体としては嬉しい事なのですが、私個人としては椅子に座るのではなくピアノに立ちたくなってくるのですね。猫ふんじゃったを足で弾く!

 そんな狂人がでてくれば椅子取りゲームをしている人に割り振られるパイが増えますし、狂人にしたって「新たな領土」さえ得られれば、また暫くは悠々と暮らせるのでWin-Winです。それは地力が弱いからマーケットインで考えても一定期間しか続かないだろうと分かっているという自信のなさでもあります。だからプロダクトアウト形式にして他と比較しにくい位置に逃走したくなるんですよね。女の子は、比べられるのが大〜キライなの♪


深田恭子 (Kyoko Fukada) - スイミング (Swimming) [HD] - YouTube

新たな領土への逃走

 この「新たな領土」はこれまで「レイヤー」「環世界」と表現してきたものです。様々な時代において様々な話ができるのですが、「戦国時代の茶器」が相応しいと考えています。戦国時代では戦に勝利したり、政治手腕を発揮したりした場合に褒章として「土地」を与えるといったことが行われてきました。しかし、日本国内で有用となる土地は限られていますし、際限なく与えるだけの広さもありません。代わりに「金」を与えるとしても「割に合わない」と思われてしまう程度の額しか用意できなかったというのが実情です。

 そこで、褒章として「茶器」を非常に価値のあるものとしてオーソライズした上で与えるようになりました。この「価値」を保証するために、まず「茶道には価値がある」という価値観を浸透させ、その第一人者として千利休が「この茶器には価値がある」とお墨付きを与えました。以上のように「茶器」が渡されるようになったのは渡す側の都合だったのですが、別の様相も帯びてきます。つまり褒章として土地をもらったところで統治をしたり、小作人を雇ったり、年貢を取り立てたりといったメンテナンスコストが掛かってしまうし、一揆が起きようものならむしろ降格の危機です。

 それに比べて「茶器」の管理は比較的容易であり、本人にそのパラダイムが続く限りは価値の目減りもしにくいものです。そして、「茶道には価値がある」という価値観を刷り込まれてない庶民にしたら、それを盗もうとか、奪い合おうとすら思わないために相対的に「豊富な資源」にすることができます。これは価値観の多様化と「自分の気持ち至上主義」が浸透した現代では本当に様々なところで起こっていることです。

そうにゃんかー、でも隠居したいにゃんは隠居したいにゃん♪

 そのような話については別途掘り下げていきたいと思いますが、かいつまんで言えば、現代の「茶器」のひとつは「一定の公共性を持った思い出」なのかなって思っています。そもそも「茶器」が権威の媒介物にすぎなかった以上、物理的実体を持つ必要すら本来的にはありません。ブログの話であれば、PVが多い、はてブが多い、毎日更新している、大きなサイトに取り上げられる、単著を出してる、などなど色々なパラダイムや実績がありえるのでしょうが、「実績を出し続ける」側にいるのは疲れてしまいます。

 偶然的にうまくいったことで土地(=注目量)を広くされても、それを統治する力量なんてありませんし、どうしたって罵倒されたり、失敗しにくいと窮屈になっていきます。じゃあお金?って言われてもアフィリエイトなんて時給換算したら100円を超えるのすら難しいのが現状です。

 だから私は「茶器」として、「一定の公共性を持った思い出」が欲しいと思いました。ある「実績」を解除できたら、それを元金にしてさらに上を目指せるという側面と、一回でも解除してしまえば、そこで終わってもよいという側面があります。しかし人はいずれ死にますので、維持をし続けたところで最初から有限性を内包しています。そのように考えた時に、意識低い系男子としてはなるべく早く「昔はお前のようなブロガーだったが、医者に就寝前のMacを禁止されてしまってな」って言って隠居したいにゃん。

「茶器」としての思い出作り

 隠居したからといって「父ちゃんがブロガーだったのなんて妄想だい!」ってなるのも癪なので「これは俺が若い時にもらった家宝でな」と証拠写真を取っておいたり、誰かの記憶に残るようなイベントに参加し、それが『インターネットの備忘録』という素晴らしいブログに刻まれるという機会を頂けるなんて、とても光栄だと思いました。

 そんな話を「カンニングが急激に売れ始めた時に『カンニングの思い出づくり [DVD]』を発売していたなー」って思い出したことから、さっき考えました。それからカンニングの中島が白血病の療養に入るわけで「思い出づくり」って今思うとすごく深い意味だったのかもしれませんね・・・(´・ω・`)。私は肩と自律神経以外は概ね元気ぽよ。当日は、こんな感じで・・・即興で言えるわけないだろJK。カッパドキア~(挨拶)