太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

BLOGOSにデビューしてサードイケダーに、なりませんか。

サードイケダー

 池田信夫やイケダハヤトを目指してはいないけれど、目指した所で難しいと感じている僕に、僕は1つ提案したいことがある。ここらで「第三のイケダー」になってみるのはどうだろう。それなら他者に勝手に名乗られる事も総称で括られる事もなくなる。下らない枠組みに当てはめられるなんてありえない Σ(゚Д゚;エーッ!

 そんなわけで、今回縁あって意識高い系ブログニュースサイト『BLOGOS(ブロゴス)- 意見をつなぐ。日本が変わる。』様に『http://blogos.com/blogger/bulldra/article/』が用意され、意識低い系の弊ブログの記事が掲載される運びとなりました。「第三のイケダ」です*1

「隠居」と結合定量

 記事の全文転載を許諾すると検索流入が下がるとかのデメリットもあるそうですが、「隠居する」と宣言した以上、むしろ『hatenablog.com Competitive Analysis, Marketing Mix and Traffic - Alexa』みたいなランキングからも圏外になるべきだと思っていたので、お話を頂いたのはちょうど良い機会でもありました。すごく失礼な事を言っててすみません^^;

 「露出の絶対量が増えるのに何が隠居か」と言われればまったくそうなのですが、「隠居」というのは「はてな村でウケる」という要素を減らしていこうという意味の「隠居」なのです。そこのステークホルダーに関わる結合量を薄くしたいと思っていました。

 例えば会社に勤めている時は仕事や取引先の人々との全人格なやりとりが多いかわりに、飲み屋では無愛想になってしまったり、趣味の集まりなどにも参加しにくいものです。しかし、そこから「隠居」をすると行きつけのお店を開拓したり、趣味の集まりに出るようになって半人格ぐらいのやりとりの絶対数が増えます。これは社会学者の高田保馬が提唱した「結合定量の法則」と言われるものです。

 そういう動きをしている中で「はてな内部しか見てないから視野が狭い」「真剣十代しゃべり場」と増田*2という場所から揶揄される構図が面白かったのですが、きっと意図的にあなたを見ないようにする事について「視野が狭い」と感じたのでしょうね。

内輪と疎外とオリエンタリズム

 人は結合定量の法則に従い、結局のところで誰かを疎外して生きていきます。疎外を受けた側は「こっちのことも考えろ」と思うのでしょうが、グラデーションの問題です。倫理の非一貫性は鈍感と知識不足と悪意と妥協のOR条件で起こるわけですが、平等を突き詰めれば必ずどこかで壁にぶち当たります。

 故にコントロールしている事について、「私のことは配慮されて当たり前であり、私が配慮されないという事は、他の事も同じ程度に配慮していない」という自意識をまず疑った方がよいのではないでしょうか。

 なーんて、内輪向けのオピニオン発信スタイルで頑張っても早晩炎上して燃え尽きそうなので、やめておきます。というか一発目のエントリからして『「サードブロガー」が公式トピックになったけど次世代アルファへの成り上がり論みたいに誤解されている件について』という超ハイコンテクスト案件であって、『「老害の本質」は正しいフィードバックを受けられないまま固定観念を強めて他者に「呪い」をかけること - 太陽がまぶしかったから』とかじゃないんだ・・・ってのはあるので、最初からオリエンタリズム枠を求められているのかもしれません。そこはお任せしていることです。

 こちらは、これまで以上に書きたい事だけを書いて、編集部の人が載せるべきだと思ったものだけが載せられる。そんな感じで進めていければと思っていますので、今後ともよろしくお願いしますノシ

*1:正確には池田美樹さんもいるので第四のイケダでしたが、きっとサードイケダーは固辞されると思います。

*2:http://anond.hatelabo.jp/