太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

Bitcoinで電子書籍リーダーが自分の書籍購入代金を稼いでくれる未来?

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photo by antanacoins

Bitcoinという決済システム

 セツヤクエストお題第二弾「わたしのマネー術」についてはあまり書く事がないのですが、最近気になっている決済手段としてBitcoinという仕組みがあります。BitcoinとはP2Pの決済システムで、ひとつの特長としてトランザクションを担当するノードはBitcoinを受け取れる「マイニング」という仕組みがあります。

Bitcoin(ビットコイン)は2009年に作られた電子マネーである。中本哲史(サトシ・ナカモト)という正体不明の人物による論文に基づいている[1]。
Bitcoinは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、P2Pネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払いの検知のためproof of workシステムが用いられている。


(中略)


トランザクションの確認手続きは、計算科学的に難しい問題を解くことによって行われる。この行為は英語でmining(日本語で採掘)と呼ばれ、それを行うためのソフトウェアが存在する。代表的な物として、"GUIminer""CGminer"などがある[4]。その問題は、それまでに永続化を確認されたトランザクションのデータを元にして作られる。この手続きによって、攻撃者がトランザクション履歴を書き換えるためには、残りのbitcoinシステム全体を超えるコンピューティング能力を必要とする事となる。


トランザクションブロックを実行するノードは、プログラムされた量のbitcoinを受け取る事で対価を得る。この仕組みにより、システムのオペレータたちはシステムをセキュアに保つためのコンピューティング資源の対価を支払うと同時に、全体でのbitcoinの初期の富の分配を成し遂げる事ができる。


Bitcoin - WikipediaBitcoin - Wikipedia

使ってないデバイスにアルバイトをさせる

 つまりP2Pでトランザクション確認を行うが故に、この処理を負担するためのノードが必要であり、これがひとつの「アルバイト」になるわけです。この処理についてスマートフォンや電子書籍リーダーが出来るようになるかもしれないということです。

 ICOMINERは、Unity3Dエンジンを使ったPCソフトやiOSアプリでBitcoin獲得のためのGPU演算をバックグラウンドで行えるようにする開発者向けライブラリ。スマートフォンの非力なGPUではあまり現実的ではないが、原理的には、Bitcoin対応電子書籍ストアがこのようなライブラリを搭載したPC電子書籍ビューワソフトを配布し、ユーザーは寝ている間にPCに購入代金を稼がせることも可能となる


hon.jp DayWatch - 電子書籍アプリが自分の購入代金を稼いでくれる日が来る? Bitcoinマイニングプラグイン「ICOMINER」hon.jp DayWatch - 電子書籍アプリが自分の購入代金を稼いでくれる日が来る? Bitcoinマイニングプラグイン「ICOMINER」

Bitcoinの召喚は成功していた

 Bitcoinなんて思考実験だろ?って思っていたのですが、これが意外に現実化してきているようです。カナダでは実際に出金ができるATMができたり、ロシアのSUBWAYでの支払いができたり。実態的に言えば薬物売買に使われていたという側面もあったようです。

Bitcoinの価格がものすごい勢いで急上昇している10個の理由とは? - GIGAZINEBitcoinの価格がものすごい勢いで急上昇している10個の理由とは? - GIGAZINE

 そういえば、スマートフォンとかタブレットとか使ってない機器が結構あるし、スリープ時にそういう事をさせてとくってのもアリな時代なのかなーなんて思いました。グリッドコンピューティングでタンパク質配列を解析する仕組みとかありましたよね。

そんな甘くもなかった

 そんな感じで夢が広がりングだったのですが、既にベンチャー企業などが動いていて、かつてなら兎も角、現在は素人がマイニングに手を出すのは難しいとのことです。ですよねー。

中央集権的な通貨発行組織がない仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」は、交換所で手に入れる方法以外にも、自分のPCを使って専用プログラムを走らせる「マイニング」という方法で"採掘"できることに大きな特徴があります。しかし、この無から"金"を生みだす錬金術は、もはや一般ユーザーが気軽に参加できるものではなく、魑魅魍魎がうごめく修羅の世界になっているようです。


Bitcoinマイニングはまさに軍拡競争、素人お断りの現状とは? - GIGAZINEBitcoinマイニングはまさに軍拡競争、素人お断りの現状とは? - GIGAZINE

ブログというスタンドを活用する

 そういう意味では普通にブログを更新して、ちょっと広告を貼ったりしてるぐらいが今の所はやっぱり有効なのかもしれません。一度書いて公開した文章は検索されたり、ソーシャルメディアで共有されたりして、私の預かり知らぬところで各人に複数的な意味での価値を産むことがあります。これはこれで、Bitcoinにおける「マイニング」に近い事象なのかもしれません。

 「文化的雪かき」と表現していますが、自身の文脈においても幾つかの対価を見出している側面があるのは事実です。そして私がしているのはあくまで初動部分だけで、個別の事についてはコンピュータやそれを読んだ人々に代行してもらっている事が重要であると考えています。

 そもそも「マネー術」というのは「(私自身の労働力を消費せずに)お金や不動産を働かせてお金をもらう」ためのものです。この視野を広げて「(私自身の労働力を消費せずに)働いてもらえるのは何か?」という視点を考えるのがひとつのやりかたなのかなって思いました。Bitcoinそのもので儲けるのは無理そうだし、それを他人にまで進めるとマルチ商法的なアレを想像しがちなのが残念ですけれど。

BITCOIN- The Virtual Definition of Wall Street

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