太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

「はてなエンジニアブロガー祭り」オフレポ、未発表LT資料を添えて


はてなエンジニアブロガー祭りに参加したよ

 2013年12月14日(日)に開催された『「はてな エンジニアブロガー祭り」を12月14日に開催! 豪華ゲストスピーカーが登壇します(ピザとビールもお楽しみに) - Hatena Developer Blog』に参加してきました。

 ブログを始めたきっかけを質問される事があるのですが、実は10年前ぐらい前からはてなダイアリーでやっていたテクニカルなブログが最初です。その頃はJavaでハマった部分を書いたり、ExcelのTIPSを書いたり、エンジニアとしての働き方論を書いたり。

 このブログでもプログラムを公開したり、手順書めいた記事を書く事がありますが、その頃の名残でもあります。結局そのブログは殆ど更新しないまま、2005年辺りで消してしまう事になるのですが、自分が未だに「はてな」に拘る理由のひとつになっていたりもします。id:shi3z さんや id:higayasuo さんのブログもよく読んでいたし。

 要するに「はてな村」とは別の文脈で「はてなダイアリー」を使っており、村民文化を知った2010年辺りには衝撃を受けて「新市街在住のはてな村クラシコ」とか言われるようになった経緯があるのです*1。そんなわけでエンジニアブロガー文化への郷愁があったりもします。

会場の様子

 会場はなんとマイクロソフト本社。クラウディアさんがお出迎えしてくれます。

 受付する時に本名とハンドルネームを言わされてちょっと自意識過剰に。エンジニアブロガーの方々は本名顔出しプレイがかなり多いですし、その辺りについては結構ゆるいのかもしれません。自分もそういう活動が推奨される企業に勤めたり、フリーランスならなぁと思う事があります。

 そして安定の男子 & Macbook & iPhone率。良くも悪くも「はてな」っぽい。マイクロソフト本社内だろうが容赦なし。マイクロソフトのエヴァンジェリストの方がしたLTも「C#でiOSアプリやAndroidアプリを作ろう」ってネタでしたし。

 当日の内容については『『はてな エンジニアブロガー祭り』に参加してきた #エンジニアブロガー祭り | Developers.IO』が充実していますので、そちらをご覧いただくとして、私は感想を中心に書いていきます。

第1部その1「エンジニアが今すぐはてなブログを使う10の理由」

 id:onishi さんによる、はてなブログの機能紹介と考え方です。はてなブログってエンジニアのための機能が意外に充実してるんですよね。

  • 外部連携機能が豊富
  • JavaScriptがフリー
  • ソースコードを整形表示


 何度も書いている通り、ブログって本来的な意味では作業ログの公開って所に価値があると思うのですよ。私自身もハマった時にはてなで検索して助けられた事が何度もありました。「スタンド」と表現してますけれど、書いた本人の意志や労力とは独立して実際に助かってる人がいるんですよね。

 ライフハックや自意識ネタがホッテントリになりやすい風潮があるものの、ホッテントリの17%がプログラミング系の記事だったりもするそうです。はてなブログの月間アクセスの上位100位ぐらいのブログの中だとプログラミング関連の記事は2%だそうですが。

 はてなブックマークって、厳密にはそういうネタじゃなくても「テクノロジー」カテゴリに分類されがちで、新着入りや人気記事のハードルが高すぎるんじゃないかなって個人的には感じています。ここの振り分けアルゴリズムはちょっと調整すべきかなと。その他、はてなブログではSEOを重視している事が明確に語られました。


第1部その2 「高速にドッグフードを食べる」

 id:hitode909 さんによるLT5連発*2。『高速にドッグフードを食べる方法 - hitode909の日記』で思いが語られています。

 ドッグフードはマイクロソフト用語で、「自分で作ったソフトを自分で使う」と言った意味です。エンジニア自らが、はてなブログを使い込むことでデザイン上の問題やバグを発見したりしやすくなります。銀行決済システムとか原発の制御みたいなシステムは気軽に試す事ができませんが、「日記」なら簡単に試し続けられるというのが印象的でした。月30〜50回はデプロイされているそうです。

 また、「見たまま編集モード」の機能があまり良くなかった件について、ドッグフードを食べてなかったからだったという反省については私自身も思うところがあります。エンジニア自身が頻繁に使う機能は過剰なほど作りこんでしまいがちですが、そうなるとライトユーザー向けの部分が疎かになってしまうのです。その反省から、自分たちでも「見たまま編集モード」を使って書くようしたそうです。

 それと意外にエゴサーチをして、ちゃんとフィードバックを受けようとしているんだなって事も語られていました。「ちょっとした更新(言及通知なし)」「エクスポート」「予約投稿」は是非実装してくだしあ。

第二部 「ブログとエンジニアと私」

 技術ブログを書いていく事についてのパネルディスカッションです。皆さん、本当にブログが勉強会や転職につながっているんですよね。最近話題になった『ブログを三ヶ月毎日続けるためにやったこと - Over&Out その後』などについて語られます。

 こういうのもブロガーの姿だよなーって思ったり。私自身は結局のところで中途半端な立ち位置にいるのですが、本当はもっと技術的な事も書きたいし、それを書くための時間を確保したいところもあるのです。仕事上の「作業ログ」が公開できない自分の境遇とやりたいことがミスマッチしている感覚があります。

 また、刺身☆ブーメラン( id:a666666 )氏の非モテ語りがスタートした時は「はてな村!」って感じでした。そういうクロスオーバーが時々あるのが面白いです。転職する時にも、「あー、あの」みたいな反応があってすんなり内定が決まりやすいってのは、「武器にしている」なーって思いました。

 id:hyoshiok さんの言葉が印象的でした。


懇親会(ライトニングトーク)


 
 懇親会ではピザとビールを食べながらLTを聴きます。知り合いがいないし、既にコミュニティができている中に入っていくのが苦手なのでぼっちモードになりつつ、ピザを沢山頂きました。美味しかったです。

 実は講演中に内職でLT資料を作っていたのですが、枠があっという間に埋まっていて発表できませんでした。結論から言えば「しなくてよかったかも」と思いつつも、そういう機会も増やしていければなって思いました。せっかくなので公開しておきます。

まとめ

 そんなわけで、はてなダイアリーには「はてな村」とは別のエンジニア文化ってあったよなーって事を思い出しました。もちろん自意識こじらせは自意識こじらせで楽しいですし、ジャーナリスティックな事や普通の日記も続けますが、テクニカルな内容も拡充できたらと思いました。

 可能であれば技術的な勉強会などに積極的に参加したり、登壇できるようになれたらと思いつつ。はてなはエンジニアを大募集中とのことですので、そっち方向を考えてみるのも良いかもしれませんね。あと人見知りを直さなければ。

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

*1:厨二病めいた肩書が増えてく。

*2:LT(ライトニングトーク)とは約5分ぐらいで言いたいことを伝える高速プレゼンのこと