太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

人はさびしいとおかしくなって「見せかけの優しさ」に吸い寄せられてしまうのかもしれない

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photo by Dave Straven

さびしくて・・・冬

 色々な事が壊れてから、しばらくは孤独であることを楽しんでいました。週末に予定がないので読書、資格勉強、美術館、映画、ブログ、家事と疎かにしていた事を取り戻すかのように充実させました。でも、だんだんとそれだけでは難しいのかもと思う事も増えてきました。

「このさびしさをどしたらいいの」ということを延々考えて、人生単位で見てもそれはそれは長い時間を浪費しました。

その中でまず気付いたことは「人はさびしいとおかしくなる」ということでした。

ひっくり返すと、人がおかしなことやってるときは、だいたいさびしいんだよな。


さびしさの運用について - Mellow My Mindさびしさの運用について - Mellow My Mind

さびしいとセキュリティホールが増える

 その中でも大きいのがセキュリティホールが増えるということです。お恥ずかしい話なのですが過去にブログの更新が止まったのは、「さびしさ」が頂点になった時にセキュリティホールを突かれて、どう考えてもおかしな話にアイロニーを感じながらも入れ込んでしまった事が原因のひとつです。

 流石にまともに信じこむ事もできなかったので、ある程度は割りきってましたが、今から思えば想像以上にダメージを受けていたのだと感じます。彼女もきっと寂しかったのでしょう*1。最近もアレな話にホイホイ付いていきそうになった事に気づいて、これは想像以上にアカンなーって思いました。

「人が吸い寄せられるものは、優しい」ということ。
 
一見優しさとはかけはなれて見えるものでも、そこに人が吸い寄せられているならば、それはその人にとって優しいのだよ。
 
この世にはわたしのしらない優しさが無数に存在していて、ただ見出だされるのを待っているのだと気付いたとき、世界が変わって見えました。
 
これについても「見出されることを待っているすべてのラブと優しさへ」とかなんとか少々トチ狂ったタイトルでこの日記に書きました。
 
では、その優しさに反応する心とは何だろう。
 
たぶんそれがさびしさなんじゃないか。


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 すごく良い話ですし、納得もできます。でも寂しいともっと別の意図がある「見せかけの優しさ」にも吸い寄せられてしまうのだとも感じました。そして、「人に見出してもらうのを待っている」と「見せかけの優しさ」の可能性が増えるリスクとも向き合わないといけないのではないか。

 最近は、ありがたい事に本当の善意や健全な利害関係を考えて声をかけてくれる方が殆どですし、そういうお話を選んで請けるようにはしているつもりです。でも、だからこそ油断をしてはいけないのでしょう。あとキャバクラに行かない意志力。

自意識の当たり判定:大 ライフ:大 回復力:小

 過去の自分を考えるのに、どんな話も一旦は受けてみて、そこから教訓を見出したり、一線を超えさせてから対処するみたいな所がありました。それでも致命傷にならない程度には強い意志力がありましたし、良くも悪くもスレてました。

 自意識には「当たり判定」「ライフ」「回復力」といったパラメータ配分があるのですが、さしずめ「スーパーロボット系」だったのだと思います。ただ回復力が少ないというか、好き嫌いとは別に「オテツキ回数」をずっと忘れないところがあるのは自覚しています。それはダメージコントロールに役立つ反面、「知り合って間もない人」に弱い側面もあるのですが。

 何を言われても気にしなそうに見えて、地雷に当たると一気に激昂するひと。怒りやすいけど、次の日にはケロリとしているひと。人によってパラメータの差があると思いますが、パラメータ配分が外から見て分かりやすい人の方が、相応に丁寧に扱ってもらえて生きやすいのかもしれません。

 そう考えると、なまじライフがあるが故に「ここまでは大丈夫」という範囲を広く取られがちで、嫌だけど仕方ないかというダメージが蓄積していく一方で、回復量が少ないので大抵は「時間の問題」で「これ以上は無理」になってしまう配分は生きづらさを引き起こしやすいのかもしれません。

当たり判定を小さくしていく意志力

 でも今の自分を考えると、そういう事に耐えられる状態じゃないのかもと思いました。ライフが少ない状態で悪意と正面から渡り合うのは危険です。ここで「スルー力」というのは少し違っていて、スルーには「受けて」から「無視」という二重の意志力が必要なので十分にライフを削るのです。

 なので、先手を取って抑止力や回避力を上げていく必要があるのかなーって思いました。リアルロボット系への転換です。それには色々な方法があるのですが、寂しさを悟られない、というか本当に寂しくなくなるのがひとつの方法なのかも知れません。それは他者に見出してもらうのを待っていては難しい事です。




 だから「リアルスナックはてなで忘年鍋パーティするよ」と言いつつも参加表明は特にないのであった。はてな女子なんてやっぱりスタッフの自作自演だったんや。中身は店長だったんや*2。寂しいにゃん★*3

さびしい王様 (新潮文庫)

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*1:とでも思わないとやってられん。

*2:この増田は最高に面白かったけど、特定のハンドル名と紐づけるのはイクナイ。

*3:人はさびしいと芸風がおかしくなるのです。