太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

999.9の眼鏡をフィッティング調整して使い続ける

999.9の眼鏡のフィッティング調整

 部屋を片付けつつも懸案の事項を片付けていく。それそれはそれで引っ越す前にやっておかないと大変になる。そのうちのひとつが999.9の眼鏡のフィッティング調整である。もう3年ぐらい使っていたのだけど、時間が経つごとにフレームが開いていったり、ネジが甘くなってしまい、掛けてる疲れるようなってしまっていた。

 それで、別の眼鏡を作ったりしていたのだけど、やっぱり999.9に戻したいというのがあって調べていたら、購入してから時間が経っても購入店で無償対応してもらえるとのことで、久々にフィッティング調整をお願いした。3年半前に購入した商品の調整をお願いできるというのはなんだか新鮮な感覚がある。

アフターフォローが大切

 999.9はフレームがプラスチックであっても、フレームと弦の間が金属になっていて、ここを調整することでフィッティングが行われる。フィッティングやってもらうと掛け心地や見え方が全然違う。はやいところやってもらうべきだったな。それなりに高い買い物ではあったのだけど、アフターフォローをずっと無償でやってもらえるというは嬉しい。

 僕が使っているのはNP-31というモデル。NPは「ネオプラスチック」の略でいわゆる黒縁眼鏡ではあるのだけど、サイドが太くて、それでいて変な装飾が一切付いていないのとか、鼻パッドの部分が亀形でフレームに一体化した作りになっているのがポイント。ちなみに『モテキ DVD通常版』で森山未來が掛けていたのはNP-30でマイナーモデル違いとなる。こっちにモテキは来ていないけれど。

 新しいモデルも見ていたのだけど、サイドに銀色の鋲が打ってあったり鼻パッドが普通の形になっていたりして、それはイラン奴や感が強かった。JINSとかでそういうデザインが多いのは分かるけれど999.9まで追随することになってるのは切ない。もともと999.9は新モデルが出ると旧モデルはすぐに廃盤になってしまうので、望みのモデルを手に入れるのが難しくなるというのもあって、今の眼鏡をフィッティング調整して大切に使い続けたい。

眼鏡ぐらいは「あるべき姿」を追求したい

 僕は眼が悪いし、軽い相貌喪失すらあるので、「美しい」というものを明確な感覚として理解できないことのが多い。だから、美術やデザインやファッションについても「論理的な正しさ」や「物語」を重視してしまうところがある。例えば現代アートについて、文脈を過剰に読みとるような鑑賞の仕方をしてしまうのは、作品そのものをありのままに受け取るセンスがないからである。

 それでも、「あるべき姿」にあるものは居心地の良さみたいなところでなんとなく分かる。カチリとした感覚があるというか。その感覚というのを大切にしてきたいとは思いつつも、すべてが「あるべき姿」になるというのもまた高望みなのだろうと思う。でも、だからこそ、ずっと付き合っていく眼鏡ぐらいは「あるべき姿」を追求すべきなのだろう。

はじめての本格眼鏡 眼鏡Begin特別編集

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