太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

裁量労働制がまともに運用されるなら昼寝制度なんて勝手にやるのに

昼寝制度

 今週末はとにかく休もうという事で、主に寝ていた。いくら寝ても眠いものは眠いのだけど、寝た後はしばらくちゃんと動ける。最近は昼寝制度を導入する企業が出てきているそうだ。

他にも昼寝制度を採用している企業は増えている。GMOインターネットでは“おひるねスペース GMO Siesta”という昼寝専用スペースを、株式会社はてなでも昼寝用の畳スペースを提供。一方、IT業界以外では、さいたま市のリフォーム会社・OKUTAも昼寝を推奨。業務中に20分間の昼寝を許可するパワーナップ制度の導入により、経理などの細かい業務でミスが減ったという。

 実際14時ぐらいの僕は使い物にならないわけで、気合の問題でなんとかなるものでもないから、この取り組み自体はよいものだと思う。でも、そもそも裁量労働制がまともに運用されるのなら昼寝なんて勝手にできるはずなのにとは思うし、出社時間を1時間遅くするだけでも眠くならない。裁量労働制においては労働者の裁量で働く時間を決められるはずなのに、実態的には「業務時間中に裁量させないけど、残業するのは裁量だから残業代はなし」って制度になってしまっているから個別の話が必要になる。

ローカルルールの前に遵法精神が必要

 会社として自由な制度を掲げらえるようになるほどに、その運用についてもチェックやペナルティを設けないと、中間層が自身のモラルや状況を基準に作ったローカルルールによる立法と「評価」「仕事の割振り」という司法と行政を握って歪な統治構造が生まれる。そうなると、法律→会社→中間層において明確なオーソリティを経ないまま運用されるローカルルールが増えて非常にやりづらくなるし、モチベーションも下がる。

 「ブラック企業(笑)」みたいな感じで遵法精神がどんどん形骸化しつつ、法律としても抜け道になるようなものを作っていっているのに、一部企業の細かい取り組みが報道されていく流れになんか違和感がある。個別の制度よりも、労働基準法を行政として徹底して守らせるだけでも断然働きやすくなるのになぁと。

王様のうたた寝枕 ネイビー

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