太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

露出を無理に増やして満月に近づくよりも金環日食の太陽のが明るい

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「社会人」に対する過剰な予期的社会化

 実家に戻ってから本棚を整理しているのだけど、高校や大学時代に読んだ本が発掘されてきて面白い。付箋を付けながら読む癖があって、これらをまとめたブログエントリやノートを作ってみるのもよいのかもなんて思っている。「当時の知識で付けた付箋」が今でも使える部分は少なかったりもするのだけど、当時はこんな事に感銘をうけたんだなって思ったり、新鮮に感じる部分があるのかもしれない。

 岩波文庫もたくさんあるのだけど、実は半分も読めてないし、逆に読書法や技術書や自己啓発っぽい本は案外読んでいたらしい。身になっているかと言われれば怪しいのだけど。「社会人」に対する過剰な予期的社会化のために読んでいたであろう本の付箋を読み返すのなんて今となっては黒歴史に近い。実際には働いていない段階だからこそ良く見える部分もあれば、見過ごしていたところこそが重要だったりもするのだろう。

キャリアポルノとしての読書ばかり

 特に僕が大学生の頃は「システムエンジニア本」とか「プログラマー本」も出始めのころで、『SEは今夜も眠れない』とか『私は♀プログラマ』みたいなITエンジニアそのものを題材にしたような本もキャリアポルノとして読んでいた。技術書についてもC/C++(+Direct X)やPerlが全盛だったし、今となってはその頃のテクニックは役に立たない。

 真に効率の良い読書なんてないんだけど、いかにも読書家っぽい扱いをされると恥ずかしくなる事はある。もう少し意識的に読書時間や技術を勉強する時間を設けたい。Skype読書会はその方法のひとつになるかな。最近は『一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)』を読んでいる。

満月よりも金環日食の太陽のが明るい

金環日食では
太陽は月の周囲からはみ出していますから。
動画のなかにもあったとおり、
太陽って
1%でも見えていれば明るいんです。

計算してみたら、太陽のあかるさというのは
満月のあかるさの約46万倍でした。

金環日食のあかるさは、その1割なので、 満月の約4万6000倍です。

ほぼ日刊イトイ新聞 - 金環日食すべりこみ講座。

 別に括弧付きの教養じゃないにしても、会話の節々で良いなって思う事はあるし、その逆もある。無理に露出面積を増やして満月に近づこうとするよりも、太陽のように本質的な明るさがあれば、たとえ金環日食のように部分的にしか見えなくても、だからこその良さがあったりもする。

 なんであっても無理に露出面積を増やす事を「努力」と考えたり、そこに見返りを求めるのは、少しズレているのではないかと思う。もちろんゼロに近い状態になってしまったら駄目なんだけど、一定範囲から先については本体の明るさの問題だったりもするのだと思う。

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