太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

大部屋にポータブル機器を持ち込んでネタ動画を共有するのって、ホームパーティにケーキを持っていくのと同じなのかも

photo by Nick Kenrick .

ポータブルと大部屋

 機器のポータブル化と場の大部屋化の組み合わせが自分の中で当たり前になってきている。iPhoneやMacbook Airや3DSなどによる「いつでも」「どこでも」によるポータブル化と、シェアハウスやコインスペース、パブなどによる複数人が気軽に集まれる大部屋型店舗の拡充。大部屋にポータブル機器を持ち込んで、適当に話しながらだったり、ガヤ感をBGMにしながら、遊んだり、作業したりする。

 僕自身は基本的には話しながら考えるタイプというのもあって、自分の頭の中だけでなんとかしようとするとすぐに眠くなるし、視点が足りなかったりする。元々は飲み会でした与太話を文書化しておいたり、そのための素振りをしておくというのがブログ開設の当初の目的だったりもした。

持ち歩き出来るのは重要

 そんなわけで大部屋に持っていけない機器は重要性が低くなっていった。実際、僕自身はMacbook Airしか持っていないし、書籍も可能な限りはkindleで持ち歩くし、やるゲームは『モンスターハンター4』 なわけで、家にいようが大部屋にいようが出来る事は殆んど変わらない。音楽ライブラリもiTunes Matchにあるから事実上持ち歩けているし、動画もストリーミングで事足りる。出来ない事と言えばXVID(ry ぐらいだけどそれは機器の問題ではない。

 そういう時にApple TVとやや大型ぐらいの画面が大部屋にあると便利というのは感じる。いくつかの施設がそうなのだけど、ワイヤレスで気軽にiPhoneの画面が共有できるのでニコニコ動画のネタ動画を流したり、マイナーだけど感動した音楽を流したり、このブログに注目してるみたいな話が捗る。これって要するにホームパーティにお呼ばれした時にケーキとか生ハムを買っていくのと同じなんだなと。同じケーキを食べたいのはそれで話したいからである。これまでのオフ会は「前提知識」として、予めアニメなどを観ている必要があって、そうでない人は疎外されがちだったり、話題が絞られて不満が残るみたいなことがあったのだけど、その場で知識が共有されてからスタートする。それはとっても優しいなって。

サードプレイスとしての合流

 『緩募しながらの朝カフェやコインスペースって、機会費用先払いの+αだから気楽 - 太陽がまぶしかったから』もそうなのだけど、基本的には自分ひとりで勝手にやってくけど、誰かが合流してくるのも構わないというスタンスを維持したくもある。もちろん継続するかどうかには互いにそれなりのハードルがあるのだろうけれど、サードプレイスでもフォースプレイスでも作りたくはある。

 なんて事を言いつつ最近は引きこもりがちでレアキャラになっていたりもするんだけどね。実家という大部屋が快適すぎるし、音声チャットやグループウェアなど、大部屋にいる人々自体をポータル化するインフラが整ってきたのよね。そもそも平日は朝早くから仕事なので、基本的に早く帰りたいというのもある。それでも「いつメン*1」以外の視点も必要になってくるし、直接話した方が情報量が断然多くて、何かに繋がる事も多いとは感じる。そこはバランスなのだろう。

自然物を家の中に入れる

 家の中に自然物を入れていたというの確かにある。土間とかもすごいよね。でも自分の住んでいる家には観葉植物やハーブなどを置いているわけでもないし、オール電化だから火がないし、考えてみると自然の要素を文字通り不自然なぐらいに削ぎ落としている。

 公園を散歩したりするのは好きだし、登山にもいくのだけど、自分の家の中に入れようとは思わない。そういうものについても大部屋に任せるというアプローチが自分の中で当たり前になってきているのだろうと思う。酒も家でひとりで飲むってことは殆んどなくなったな。機会が減って濃くなったとも言えるけど、ちょっと機会が減り過ぎているかもというのは感じる。

*1:いつものメンバー