太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

永遠の異邦人としての文化的多重人格者

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7月になった

 もう7月。1月から数えて半年。4月から数えて3ヶ月。そんな意味のない感嘆符を吐く既視感を覚えるたびに「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」という芭蕉の句を思い起こす。デイトはパーペチュアル・トラベラー、カムしてゴーするイヤーもトゥゲザー。リアルにインナータイトロードしたい。

永遠の旅行者(上)

永遠の旅行者(上)

 「パーペチュアル・トラベラー」とはいわゆる「永遠の旅行者」であり、各国を「非居住者」の範囲で滞在し続けて納税額を最低限にするライフスタイルである。彼らは目的に応じて国を使い分ける。

PTは、目的に応じて、国を使い分けていることが多い。それらが5つに分類されているので、5フラッグ理論と呼ばれる。(下記、1.~5.)

この考え方は、W.G.ヒル博士が提唱したもので、世に知らしめることとなった。

また、木村昭二は更に1フラッグ(下記、6.)を追加した、5+1フラッグ理論を提唱している。

1. 国籍(市民権)のある国
2. 住所のある国
3. ビジネスを行う国
4. 資産運用を行う国
5. 余暇を過ごす国
6. 寄付を行う国

パーペチュアル・トラベラー - Wikipediaパーペチュアル・トラベラー - Wikipedia

普通の人にとっての国の使い分け

 現実問題として普通のサラリーマンが「国」を使い分けるのは難しいけれど、この5+1フラッグ理論について、地域やコミュニティやインターネットなどを用いて擬似的に行うことはできる。『まだ東京で消耗しているのも癪なので高知県に名義上の移住をしてトマトスープをもらおう - 太陽がまぶしかったから』もそうだ。

 僕自身も一時期は匿名や非公開の場所で書いたり、話してる事のが多かったし、顔出しをしてたこともある。普段は「増田仮名*1」として色々な所に埋没している。永遠の異邦人として、色々なコミュニティに属しながらも半透明の度合いを調整している文化的な多重人格者でありたいし、一番近くでヲチしたいのだ。

 「池田仮名」だってオフ会で当時のハンドルネームを言うのが恥ずかしくなって、咄嗟に「池田(仮名)です」と言ったのが由来なのだけど、それにすら色がついてしまったというのは感慨深いものがある。仮で作られた偽物は名義上の存在でしかないのに、実存を持っているかのようにも見える。もちろん100%思いつかない事はできないのだけど。

コミュニティの行き来を阻害するもの

 逆に労働時間や移動時間が増えたり、呼び出しがあったりすると、コミュニティの行き来がひどくやり辛くなって困る事がある。物理的な身体はひとつしかないし、体力がある方でもない。「池田仮名」には人生の5%までしか投じないと決めているのに、短期間で見ると大きく逸脱してしまう事もある。

 それはそうと、はてブOFF会の絡みで はてなハイクを再開しました。『池田仮名 - はてなハイク』です。スターフレンドをお気に入りに一括登録するボタンを誤爆してしまいご迷惑をおかけしました。適宜調整します。こうやって紐付けがされちゃうなら、意味が少ないので結局あんまり使わないと思うけど、ひとりブレストとかキャッキャッウフフに使いたいな。

 だから自分の中に子供を作っていくしかない。と続くのだけど、そういう側面はあるのかもしれない。自分の中の男性的な部分、女性的な部分、大人の部分、子供の部分。清廉な部分、下衆な部分。それらが同居して人格は成立している。時と場合によって何が強まっているのかは異なるし、それを実行動に移すのかも異なる。文化的多重人格者として歴史の片隅にいつも居るキャラクターになれたら面白いとは思うけれど、いささか中二病すぎる。

21世紀への演出者たち―CIA vs KGB (集英社文庫)

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