太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

増えるうつ病ラーメン婚活ブロガー「ラーメンと婚活に疲れた」

増えるうつ病ラーメン婚活ブロガー

「もう二郎ナンパはしたくない。食べることに疲れたし、要は勇気がなかった」

 そう語るN亭M吉さん(30代)は、元人気ラーメンブロガーだ。かつては毎日炎上し、月間50万PVあったことも。しかし、あることをきっかけに精神的不調に陥り、現在はブログを休止しているという。

「オフ会の席で『麺吉さんってラーメンに詳しいんですよね』と聞かれて、二郎のおすすめ支店を教えてあげたんです。『肝心の味は、麺はボーノ、スープはグラッチェ、野菜はトレビアン、豚はハイ来ました超豚(ビバトン)です』『店主が心なしか会釈してくれる』」

 M吉さんにそんな話を聞いてきたのはアラサーのはてな女子3人だった。だが翌日、Twitterを覗いた時、彼女たちがAさんの話をしていたという。

「酷いことを言っていたんですよ。『ラーメンブログぐらいであんなに得意になれるって終わってる』『事実上の彼女もいないし、概念と結婚したんじゃないの』『息がトンコツとニンニクの臭いがする』なんて。その場には後輩のマイルドはてな男子達もいたみたいで、みんな笑っていた。その日は回線切って、カップラーメンのスープを全部飲んだらめまいがして」

ラーメン婚活

 そんなわけで(どんなわけで?)、ラーメンと男女のよしなし事は相性が悪いというイメージがあるのだけど、「ラーメン婚活」なんて企画があるそうだ。最近もプロポーズを見せつけられて「末永く爆発しろ!」とリアルに叫んだばかりなので、心に引っかかる。

ラーメン好きの男女が集まり、ラーメンを中心とした料理を囲みながら、ラーメン談議をきっかけに、趣味や仕事、プライベートの話など、気軽に会話を楽しみながら婚活できるというもの。

 肝試し婚活、エヴァコン、野球婚活などなど。はてブOFF会すら「はてブ婚を諦めろ目指せ」という婚活イベントになっていたりして、最近はなんでも婚活的な要素を絡めていく風潮がある。

 僕自身は基本的に人見知りだから、その場で会った人といきなり盛り上がるのは難しいのだけど、共通の話題があれば色々とショートカットして盛り上がれる可能性がないわけでもない・・・のかな。はてブOFF会では、はてな女子に一言だって話しかけられなかったけどね。

 今では多くのランナーがiPodを聴きながら走っているが、僕は使い慣れたMDのが好きだ。iPodに比べればいささか機械が大きいし、情報の容量は少ないが、僕にはじゅうぶんに事足りる。今のところは僕はまだ、音楽とコンピュータをからめたくはない。友情や仕事とセックスをからめないのと同じように。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 この手のイベントにしては格安の参加費1,000円だから行ってみるのもとは思いつつも、『婚活的な行事に参加するとブログ惑星以外では戦闘力5なんだという現実を直視させられる - 太陽がまぶしかったから』になるのが目に見えている。「婚活うつ」という言葉があるのだけど、そういう場所で「必要とされてない自分」「男と見られてない自分」を明確に意識させられるのは結構辛い。つまりラーメンも婚活も「うつ」を呼びやすいわけで、相乗効果で「増えるうつ病ラーメン婚活ブロガー」になってしまう。

ラーメン屋デートの是非

 ところで、まったく狭い観測範囲の中で、天下一品のラーメンが好きな はてな女子は多い気がする。そういうエントリを何回か読んだ。つまり二郎は非モテだけど、天下一品はモテなのではないか。こってりラーメンと唐揚げ定食を頼んで二人で分けて食べるといった余地があるし、ニンニクチョモランマよりは「その後の展開」も考えられるような気がしないでもない。

 逆に二郎を食べたら一人で家に帰りたくなるし、店内で喋るのはロット乱しでギルティだから、一緒に並んで店に入るまでが本番となる。この特性を利用した「二郎合コン」まであるぐらいだ。ほぼ確実に健全な終わり方をするし、そもそもが苦痛な行列時間で盛り上がるだけだけなのでコストパフォーマンスが非常に高い。机上の空論だけど。あと家系豚骨醤油ラーメンも好きなんだけど、これもニンニク入れたくなるし家に帰りたくなる系だな。

ありの〜ままで〜♪

 「ありのままの自分」とはまた違うのかもしれないけれど、「この人と家で気だるくDVD観ている休日がありえるか? 」みたいな観点から見てしまうところはあって、その前段階として例えばラーメン屋はひとつの試金石なのかもしれないと思う。お洒落バーやフランス料理も必要だけど、それは男側からのプレゼンに過ぎない。ハレばかりが続かない事について「出来ないと分かっていても永遠を誓えよ」ってのも分かるのだけど。

 もはや、よく分からない主張になってるけれど、ブログに「以上、レポっす」って書くためだけに行ってみるか。ブログ駆動型人生はメンタルに悪影響だって言ってたのに。

私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな (一般書)

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