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太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

2015年に買って良かったのは温泉旅行や投資信託などのカタチがないもの

photo by Alice Harold

今週のお題「今年買って良かったモノ」

 物欲がないだのなんだのを言いつつも、2014年には色々と買っていたのだけど今年は本当にない。以前から使っているMacBook Air、iPad Air、iPhone、Kindleのガジェット布陣はiPhoneの2年縛り解除に対応したぐらいだし、せいぜい手帳が普通のノートになったぐらいか。よくも悪くも一巡したという感覚がある。

 代わりに何にお金を使ってたのかといえば温泉旅行や食べあるきか。特に報告していないものを含めて色々な場所でご飯を食べたり、観光をしたり、文章を書いたり、寝たりをしていた。陳腐な言い方をすれば「モノより思い出」というやつだろう。

 ある時期には旅行先で原稿を書いて納品していくと滞在費用以上の額が振り込まれるというスキームができつつあったので、各地を転々としたり、実家に引きこもり続けるというノマド生活を続けられたのかもしれないけれど、結局は再就職して社畜として過ごしている。再就職に伴う引越し費用や家賃も支払金額としては大きい。

カタチがないものに支払うこと

 僕としては何か大きなモノを買って「消費した感」が欲しいのだけど、車は維持が大変だし、家の中のモノが増えると片付けるのが面倒だし、本やアニメやゲームを楽しむのにも時間が掛かるわけで、「買ったという事実だけ」で満足してしまう側面が強い。自分の中にミニマリスト的な精神もあるのだろう。

 で、あればその場で消えても満足できることに支払いたくなるのだけど、その一方で「買ったという事実だけ」を比較的安全に得る方法として投資信託の購入がある。投資信託であれば100万円分なら100万円分の買い物が躊躇なくできる。その次の日に101万円で売れる状況になっているかもしれないし、99万円になっても空箱を送ってもらった感覚になるだけ。100万円の何かを買ったぜ!という高揚感だけを得られる。

 FXで有り金を溶かすつもりはないけど、インデックス投信であれば一日で半額になったりすることはまずない。車や家やPCなどは買って即座に売ろうとしても5〜7割ぐらいの価値になってしまうから食指が動きにくい。

 もちろん、これらのモノには使用価値も見込めるのだけど、すでに持っているもので一巡しているから、カタチがないものへの比率が増えている。2016年がどうなるのかは分からないけれど、モノを所有するというよりも、それによって得られる体験にお金を支払う傾向は変わらないように思われる。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

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