太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

出稼ぎゴーストブロガーとして培われるスキル、収益、闇実績

photo by hans s

ブログからの収入を棚卸し

 ブログから得た収益を積み上げて分配金でインカムを平準化するファンドの設立に伴い、これまでのブログからの収益を棚卸ししていたのだけど、自分は「ブロガー」としての収益があるのではなくて、ブログをきっかけに頂いた「出稼ぎ」の比率が圧倒的に高いのだと改めて思った。

 一般的なブログの収益化といえば、GoogleアドセンスAmazonアソシエイトが王道で、最近ではA8.net などのアフィリエイト利用も増えてきている。でも、このブログはたいして商品が売れているわけでも、広告がクリックされるわけでもない。検索流入が死んでいたから。

ゴーストライターみたいになっていた

 実際にしてきたのは企業の運営する他媒体への記事出稿である。恐らく『レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方』などをきっかけにコンテンツマーケティング系の方々からのコンタクトが増えて、いくつの媒体で書かせていただいてきた。

 そう考えると、電子書籍であっても出版にかかわらせて頂いた経験は非常にありがたいことなのだと思う。『ブログ起業: 10年9割廃業時代を生き抜くブログ×ビジネス戦略』のようなKDPによる自費出版も考えたい。

レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方

レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方

  • 作者: イケダハヤト,タクスズキ,鳥井弘文,けいろー,ツベルクリン良平,下津曲浩,池田仮名,金野和磨,中里祐次
  • 出版社/メーカー: WOODY
  • 発売日: 2014/11/14
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログ (1件) を見る

 ただし殆んどの仕事は「別の名前」である。ここでのキャラクターを前提にして、好き勝手なことを読みづらい文体で書いているのではなくて、一定のテーマやペルソナに対するネタだしやブラッシュアップをしている。

 内容や文体も平易にしているし、裏を取ったりコンプライアンスを確認したり、書く手間は大違いである。「週末Webプランナー」という中二病設定はあながち嘘ではない。

「ゴーストブロガー」として培われるスキルと闇実績

 ある媒体に属するアノニマスな裏方として情報発信をすることについて、露悪的な言い方をすれば「出稼ぎゴーストブロガー」のようなものなのだと思う。この名前での記名記事寄稿のご依頼もあるのだけど、池田仮名としての日常雑感系エッセイではお金を頂かないようにしている。

 ブロガー共同企画においても、手弁当でデザインやライティングをしているし、増田は趣味だし、はてな系の企業メディアからの依頼は全方面からない。このブログの存在がマイナスになっていると冗談めかして言われるぐらいなので、はてなが欲しがるキャラクターではないのだろう。

 そんなわけで、実績が実績を呼ぶみたいなことがしにくいとはいえ、ブログやハンドルネームと紐付かないで書けるのはリスクヘッジになるし、ペルソナを憑依させてテーマに真剣に向き合うことで増強されていく部分も大きいので、闇実績も悪くないと考えている。「違う人」として活動していれば「おじいちゃんまたおなじ話?」にもなりにくいしね。そもそも他媒体の読者は「池田仮名」を知らないわけで、あえて名前を出すメリットもない。

「出稼ぎ」によって賄われる収益構造

 このブログは、もともとが気晴らしのために適当に書いていたことだから、収益がどうとかろくに考えていなかったというのもあるのだけど、そりゃお金がもらえたら嬉しいし、そういう欲を抑えるには周りの声も大きい。広告を文中に配置するスクリプトを作ったり、アフィリエイトを貼ったり、Kindleセールのまとめをしたりもしていた。ヘッダやオーバレイにおくのはいやだし、わけわからん商品を紹介することはなかったけど。

 ただ、文章は読みづらくしてまで広告を配置しても仕方がないし、それは違う気がするので、今後とも「出稼ぎのご依頼」を積極的なコンバージョンポイントにした方がよいのかもしれない。それでこそのオウンドメディアである。受け身だけじゃ難しいので、『reviews(レビューズ) | 「レビューを頼みたい!」「書きたい!」をマッチングするサービス』に登録したりしてみた。見知ったはずの「公認ブロガー」を横目に「エントリーブロガー」としてファーム入りする現実。全体的に力不足だし、実績不足なのは否めない。あと自分のブログに書くとステマ問題とかPR記事にしなきゃいけないんで最初から企業のオウンドメディアに寄稿する方が気楽。

池田仮名として記事寄稿をしました

 それでまぁ本題なのだけど、久々に池田仮名として技術系の記事寄稿をさせていただくことになったので、よろしくお願いします。

 『NO MORE 情報漏えい』への寄稿連載もそうなのですが、今後は「池田仮名」の名前が出るお仕事も無記名記事に加えて請けていけたらなーと思いますので、併せてよろしくおねがいします。Web技術やプロジェクトマネジメントとかが得意分野ですよ。

ビジネス書の9割はゴーストライター

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