太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

後の破綻への予感を織り込んだハッピーエンドを延期し続ける

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photo by aussiegall

新年度延期のお知らせ

 『3月を延長するのをやめました(復旧済み) - はてなブログ開発ブログ』との事です。実際問題として年度が変わったからといって、仕事内容や生活内容はあまり変わらず、ループしながらも歳を取っていく感覚が強いです。その事についてネガティブな事を書く事もありますが、「余生」が増えたということには結構ワクワクしているところもあります。ドーモ新社会人=サン、あなた達の敵です。

 「ずっとこの時が続けば良いのに……」というのは、別にハッピーエンドでなくても感じることなのかもしれません。「最良」だとは思っていませんが、あまり良い想像ができないなかではマシなのかもしれないという思いもあります。

 ニーチェのいう永劫回帰の思想は、近年のループ型創作ストーリーにありがちな漸近的発展とは無縁であり、むしろ自身の人生が全く同じ展開を繰り返しても、それを肯定できる意志力のことです。「さればもう一度」というチャンスに対して、バッドエンドと言いながらも自分は「いいね」をするのではないかとも思っています。

ハッピーエンドの延期

 例えば『モテキ Blu-ray豪華版(2枚組)』のラストの「ずっとこの時が続けば良いのに……」は後の破綻への予感を織り込んだ永遠です。この二人の愛が長くは続かないという事は大根監督のコメンタリーでも明らかにされていました。苦労して手にいれてしまうと、その苦労まででやりきった感覚があってハッピーエンドを続けていくのは困難であろうという実感はあります。

 少年漫画では告白するまでが主題、少女漫画では告白する/されてから主題、中年ラブコメやレディコミになると他者と結婚してからが主題になることが多いのですが、ハッピーエンドはどんどん延期されていくのかもしれません。『黄昏流星群 (1) (ビッグコミックス)』に感情移入できるようになったら自殺しようと思いつつも、まだまだ先になりそうです。だから今年も29歳相当の「若手」を続けますし、自分の事を「男子」って表記します。ずっとこの日常が終わらなければよいのに。

モテキ的音楽のススメ 映画盤

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