太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

「ダイヤモンドは永遠の輝き」は転売防止マーケティングの刷り込み?

Diamond Ring

ダイヤモンドは永遠の輝き?

 CMのキャッチコピーって、なにかを購入を後押しするために設計されるものだと思い込んでいたのだけど、「転売」や「下取り」を防止するのにも使われていると知った。例えば、ダイヤ市場を牛耳っている南アフリカのデビアス社のキャッチコピーである「ダイヤモンドは永遠の輝き」の意図は転売の防止だという。

 このコピーの目的は転売の防止だ。買われたダイヤがどんどん転売されたら、中古品が増えて新品の価格が下落する可能性がある。  しかし「ダイヤは普遍的な価値(「永遠の輝き」!)を持つ」ということになれば、なるべく手元に老いておこうと考える。  女性にそういった価値観を植え付ければ、中古品の流通も増えず、小売業者は高値でダイヤを売り続けられる。

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人

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 「ダイヤモンドは給料の3ヶ月分」という結婚指輪もデビアス社のもの。「ダイヤを買う」となれば、独占企業であるデビアス社の製品にいきつくし、結婚指輪を質屋に流すのはよほどの事態であろう。

 宝石の価値は「希少性」「美しさ」「丈夫さ」によって決まると言われているが、ことダイヤモンドの年間産出量に関してはルビーやエメラルドと比較しても多いし、産出量を2倍以上に増やせるポテンシャルもあるため、「市場における希少性」を確保すべく中古市場に流れないようにするマーケティングが必要だったというわけだ。ちなみにダイヤモンドはハンマーなどで簡単に砕けるそう。

就職・転職希望者を増やすためのオウンドメディアマーケティング

 オウンドメディアマーケティングについても、自社の製品や契約につながることを目指していると思いがちだけど、面白そうな仕事をしていることをアピールして就職や転職の希望者を増やすのが目的のひとつになっていることもあるという。

大槻:まず、「サイボウズ式」を見て、それをきっかけに来てくれる学生さんが明らかに増えましたね。最近はメディア志望の学生とかも来るんですよ。うち、メーカーなんですけど(笑)まあそれだけ「サイボウズ式」の知名度が上がってきているという証拠だとは思っています。今年は22人の新卒が入りましたが、その内「サイボウズ式」にも興味を持ってくれていた人が3人いました。つまり、全体の14%の採用に「サイボウズ式」が貢献できたことになります。

 例えば、サイボウズ式を運営するサイボウズでは、元編集長がオウンドメディアの運営が採用に貢献していると答えている。

 B2B取引が中心となる化学メーカーのテレビCMなども、実際に契約をしてもらうことよりも、就職活動の選択肢になることや内定者の親御さんの理解を得るためのブランド広告が多いのだという。マーケティング施策について「それって購買に繋がるの?」という観点だけでなく、その本当の目的はなんなのかを考えてみると面白い。

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