太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

はてなオフィスのエンジニアランチ会で実務力の可視化について聞いてきた

はてなオフィスのエンジニアランチ会に参加してきた

 はてなオフィスのエンジニアランチ会に参加してきた。「会社員生活は今年度まで」という前提で実家に戻ったり、シャドーワークをしているのだけど、社畜エンジニアやアルバイトでの経験しかないので、フリーランスエンジニアとしての話を聴く機会を設けたいと考えていたのだ。

 もちろん、まかないランチやTシャツにも全力で釣られている。はてなオフィスに訪問させて頂くのは今回で3回目。いつもありがとうございます。

 フリードリンク制なのでお茶問題は発生しないのだけど、敢えてお茶を取らないという姿勢。2回目のイベントで自身のHLTTI( Hatena Life Time Tea Intake)を使い果たしてしまった感もある。

株式会社はてなで働かせてもらえばよいのでは

 株式会社はてなでは東京開発室を立ち上げ中とのことで、東京で働けるなら真剣に転職を検討していく姿勢。『はてなブログにトラックバック機能を拡張するウィジット - 太陽がまぶしかったから』『「あわせて読みたい」のブログカード化 - 太陽がまぶしかったから』やカテゴリ階層化などのカスタマイズをサーバーサイド実装の公式機能にしたい。Perlはやったことないけど頑張ります。

サカタカツミさん講演「エンジニアのスキルと給与の相関性」

 イベントのメインは『CodeIQ|ITエンジニアのための実務スキル評価サービス』などのプロデュースをされているサカタカツミさん ( id:KatsumiSakata ) の講演。エンジニアのスキルと給与に相関性があるのは当たり前の話なのだけど、それを可視化する方法や、可視化されるようになった場合の生存戦略について語られる。

 現状は『IT分野の派遣「月収100万円」でも集まらず :日本経済新聞』なんて話がある通り、エンジニアが超売り手市場になっているが、数年後に案件が落ち着いたらダブつくのは目に見えている。その時に、「誰を切るか?」「誰を取るか?」がシビアになっていく可能性が高い。

 これまでは人事部が職務経歴書や人間性など、エンジニア目線ではない部分が決め手にされてきがちであったが、それだけでは実務で活躍できる能力が測れないため、それを可視化する仕組みを作りたいと企業は目論んでいるらしい。「実務力」といっても、スキル(処理力・思考力)やコンピテンシ(対課題・対自分・対人)などの複数視点があり、それらを総合的に測る試験を開発しているとのこと。具体的な話は秘密でもやもやしたのだけど、実務経験がないと解けないイメージ。

 実務能力が共通スキームで可視化されるようになると、「アレ俺詐欺」な人や「研究者的な能力だけが高い人」が淘汰されやすくなる側面と、適切な給与での会社間移動がしやすくなる側面がある。結論としては、ちゃんと実務経験を積んだり、スキルを研鑽する機会を設けましょうって事なのだけど、現状であればスキルが自社外に認知されて仕事に繋がるチャネルを複数用意しておく必要性もある。

  • 資格試験を馬鹿にしないでチャレンジしておく
  • スキルアップしたプロセスをわかりやすく可視化して情報発信
  • 仕事を得るチャネルを複数もっておく

 「なぜ自分が仕事をもらえているのか?」「なぜそこにいなければいけないのか?」について、客観的な指標で掘り下げていかないと、いつまでも買い手側の言いなりになってしまうわけで、適切なマッチングをするためには「内外から認知されること」「内外を知ること」が必要になると解釈した。

 実際問題として、僕自身は内側に長くとどまってスキルが偏ってしまったし、内側からの評価に依存するのは結果として脆弱だという事も実感しているわけで、もう少しフラットに評価されたい側面と、それはそれで大変だよなーという側面が同居する。勉強会に出て他社事例を頭に入れておいたり、やらしい事を言えば「顔を売っていく」のも必要なのだろうと改めて感じた。

はてなランチ

 はてなランチ。今回は「きのこ炊き込みご飯」「鮭のチミチェリソース」「大根の漬物」「さつま揚げと小松菜の味噌汁」。チミチェリソースはアルゼンチンの調味料でパセリ・にんにく・油・酢で作られているそう。美味しさと身体への優しさが同居していて嬉しい。おかわりした上に鮭皮まで食べる姿勢。

エンジニアとしての働き方を改めて考える

 今回の主催は『Java,PHPのエンジニア・プログラマー・IT求人・SE求人・転職、派遣を探すならJapheego(ジャフィーゴ)』というIT派遣サイトとの事で、スポンサーLTや営業があった。無料開催でご飯食べたりTシャツ貰えるんだからと大人の対応。話を聞いてみるとフリーランスや起業家と兼業しながら仕事がない時期にだけ短期案件を紹介してもらう形態の人もそれなりいるようだ。確かにフリーランスとして働くにしてもライフライン的な案件がなくなった瞬間に路頭に迷うのも残念なわけで、セーフティネットとして技術派遣に登録しとくのはアリかも。

 「現状は正社員なので登録できない」という旨を納得してもらいつつ、実際の所を色々と質問できたので個人的には面白かったのだけど、『はてなエンジニアランチの運営がクソだった』という話もあったようだ。確かに体育会系の飲み会っぽいノリで距離感が近かったので、苦手な人には苦手なんだろうなってのは分からないでもない。お酒が入っていたわけでもないしね。でも改善が目的なら直接クレームだすべきなんじゃないかなー。ランチ会でも帰ってきてから手斧を投げなきゃいけないのかと『はてなブックマークユーザーOFF会に実行委員かつ増田かつ実況として参加してきたのでレポ - 太陽がまぶしかったから』でのプロポーズ騒動などを思い出した。

 その他、アドテクやNode.jsやWordPressなどについて話したり。ほんと最近の技術やサービスに疎くなっていて、残念さを感じつつも刺激になる。やっぱり自分はエンジニアとして生きたいとは思ってて、なのに折衝的な役割ばかりをしていたり、常態化している長時間拘束や緊急呼び出しが足かせになっている現状がある。このまま流されても何も残らないわけで、「なぜ自分が仕事をもらえているのか?」「なぜそこにいなければいけないのか?」について自問自答をしながら答えを出していきたい。

リクルートという幻想 (中公新書ラクレ)

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