太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

『エヴァンゲリオン』は『ちびまる子ちゃん』のスクールカースト逆転説

Maruko

エヴァンゲリオンちびまる子ちゃん説

 岡田斗司夫のメルマガのなかに、エヴァンゲリオンをちびまる子ちゃんに当てはめる与太話があって、ちょっとおもしろかった。

 確かにそう言われてみれば、カヲル君の声優には、花輪君の声がピッタリなカンジがする。
「ヘーイ、ベイビー。歌はいいねぇ。インドの歌はもっといいけど」とか、いかにもいいそうじゃないか!
 が、さすがオタクたち、すぐに立ち直ると、口々に、「じゃあ、まるちゃんはアヤナミ?」「アスカはタマちゃんか!?」とか、大騒ぎになった。

 「違う。みんなちっとも判ってないね。アスカは、『私、加持さんが好きなの、ウフーン』と無理矢理つきまとうキャラ、要するに、みぎわさんだよ。」と僕は決めつけた。
 こうなるともう止まらない。
「無口で何を考えているのかわからないアヤナミは、暗くてお笑いマニアの野口さんだね。」
「いつもいじけて心の中でボソボソ文句ばかり言っているシンジ君は、永沢くんかな。でも友達に卑怯と言われて悩んでばかりいる、唇の青い藤木くんの方がいいかもな」

 話をまとめると以下の通りになる。

エヴァンゲリオン ちびまる子ちゃん
碇シンジ 藤木くん
綾波レイ 野口さん
惣流・アスカ・ラングレー みぎわさん
鈴原トウジ ハマジ
渚カヲル 花輪くん
碇ゲンドウ ひろし
葛城ミサト まるちゃんのお母さん
赤木リツコ まるちゃんのお姉ちゃん

 藤木くん、野口さん、みぎわさんと言われれば確かにしっくりとくる。そういう視点から考えても新世紀エヴァンゲリオンはクラスルームの辺境にいる人々が主役になれるようにお膳立てされた物語なのだなと。

勝手に漫画のキャスティングごっこ

 オタクは基本的にアニメや漫画が実写化した際の配役を考えるのが好きだ。漫画原作の実写映画やドラマへに悪評が立ちやすいのも、自分キャスティングとのズレによるものも多い。予算や資金やスケジューリングなど様々な制約があるし、オタクのイメージが絶対に正しいわけでもない。

 漫画のキャラクターを漫画のキャラクターでキャスティングする例としては、アニメの外伝ラジオドラマなどで、映画や昔話のパロディをキャラクターが演じるパターンがあるのだけど、その延長線上で『エヴァンゲリオン』のキャラクターを『ちびまる子ちゃん』でキャスティングするとスクールカーストが低い人々こそが主役になるというのが時代の変遷を感じて面白い。