太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

「hatenablog.com」PVランキング2015〜無慈悲な世代交代の波

photo by P!XELTREE

はてな村興亡史

 hatenablog.com サブドメインPVランキングが大分変動したのでスナップショットをとっておく。このランキングは Who.is というサービスが推計したものだ。過去には Alexaというサイトを利用することが多かったのだが、有料化されてしまったので Who.is を利用するようになった。あくまで hatenablog.com だけで、別のドメインのはてなブログは対象外である。

f:id:bulldra:20150910081304j:plain http://who.is/website-information/hatenablog.com

 こうしてみると2年前とはガラリと変わって無慈悲な世代交代の波を感じる。2位と3位は「Page Views Per User」が多すぎるし、Similarweb での追試結果も外れ値であることを示しているが、その他のブログはほぼ正確と思われる。

検索流入基盤が確立すると強い

 安定して強いのはアニメ・ゲーム・映画・マンガ・アイドルなどのサブカルチャー情報を書き続けているサイト。Similarwebや検索ランキングチェックからも圧倒的な検索流入が伺える。現在はソーシャル拡散と検索流入のハイブリッド型も増えているので見知った顔もあるけど、流行り廃りの早いインターネッツにおいてソーシャル拡散のみで上位に居続けるのは難しい。

 この頃は複数のビックワードでトップにいたのでソーシャル拡散の影響はプラスα。まぁ、砂上の楼閣は長く続かないもので、やる気をなくしてソーシャル拡散が死んだのが1年半前で、ドメイン移転やGoogle八分で検索流入がゼロになったのが1年と3ヶ月前だ。

 パンダアップデートやペンギンアップデートなどのペナルティを解除するための施策は少しづつ効果がでているけど、現在は50位圏外。ブログ大戦略からすれば失敗しているし、ブログ飯は「しない」のではなく「できない」が実情だ。

ノウハウの開示をするなら1年後に再試験してほしい

 個人的に思うのは、何かのノウハウを開示するなら、最低1年間ぐらいはそれを意識しながら生活した上での比較実験をしてほしいということだ。ライフハックでもブログ論でもよいのだけど、短期的なエビデンスばかりで回収されない伏線が多すぎるように感じる。

 そして、カッコつけなくても大丈夫な場所なんだから、ちゃんと失敗を含めた進捗や結果も書こうよということです。何度か書いていますがブログってweb + logであってログとしての集積が重要です。ライフハックや商品購入などについて書いたなら、それから1年後の私はどう思っているのか、実践できているのかをちゃんとトレースする事にこそ価値があると思うのです。

 生き急ぐのを悪くは思わないのだけど、現在はノウハウ開示までのステップに至るまでのサイクルが早過ぎるんじゃないかと思うし、それ自体にネズミ講のような効果がある。であればこそ結果の如何にかかわらずとも長期スパンでの再試験結果を開示すべきだろう。

 アナリティクスタグを複数仕込むとかの自己申告詐欺もよく行われていたが、第三者が推計できるサイトが複数ある中では裸にされる。無慈悲な時の流れの中で期間限定の思想を期間限定にしないための試行錯誤をもっと読みたいと思う。

期間限定の思想  「おじさん」的思考2 (角川文庫)

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