太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

子供の頃イオンに行けなかったせいでずっと寂しい思いをする

いかにもなチェーン店に行かなくなった

 もともとラーメン二郎や家系ラーメンが好きで、あまりにそういう食事をブログに書いてリアルに心配されたのだけど、実家に戻ってからは、そもそも家で食べる事が多いし、ブログに外食記録を書くことも殆どなくなっていたことに気づいた。マイルドラーメンヘルである。

 以前に住んでいた郊外にはラーメン二郎や家系ラーメンがあったのだけど、今の場所にはない。ゴーゴーカレーも箱根そばもない。郊外度合いでいれば同じぐらいなのだけど、3つぐらいの市で展開しているローカルチェーン店が点在してるので、やや有名なぐらいのチェーン店が新規出店する余地が少ないのだと思う。それはスーパーとかも同じで、気軽に店名を挙げにくい。

子供の頃イオンに行けなかったせいでずっと寂しい思いをする

 逆に以前に住んでいた地域で通っていたのは、どれもファスト風土的で画一的なチェーン店だからこそブログなどに書きやすかった。よほどの特色がない限りは、既に大枠が既知になっている中での新しい商品だったり、行きやすい場所だったりするから話題にもなるし、身ばれもしにくい。

 僕にイオンの思い出がないという事は『イオンへの思い入れが全然ないからゾンビ映画談義をするけど意志力が節約できる娯楽的消費ならむしろ歓迎したい - 太陽がまぶしかったから』なんかにも書いたのだけど、本当はイオンが羨ましくもあった。「大阪独特」とかなら別なんだろうけれど、東京の小さなローカルなチェーン店は、それが故の特色があるわけでもない劣化コピーだ。

共通体験があまりない

 これって『子供の頃ゲームで遊ばなかったせいでオッサンになってもこの先もずっと寂しい思いをする』に似ているのかもしれない。共通体験としても特殊体験としても弱いので、話題に入れず、ちょっと寂しくなることがある。生まれも育ちも違う人々がイオンとかジャスコだったり、地方の面白スポット話で盛り上がっているなかではニコニコ地蔵になってしまうことが多い。

 もちろん人は話題にするためだけに食事や買い物をしているわけではないのだけど、僕のブログから急激に食事や買い物の話がでなくなったのは、そういうことなのだろうと思う。共通体験でも特殊体験でもないうえに身ばれする体験が多くなるのってブログ脳とかコミュニケーション脳からすると不利だったりするのかもしれないね。

ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)

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