太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

関内で、せんべろ失敗、二千円

関内で「せんべろ」を試みる

 新横浜ラーメン博物館から関内に泊まる事になった。関内といえば「せんべろ(千円でべろべろ)」の街としても親しまれている。せっかくなので行ってみようと思ったが、時間も時間で店もわからず「えこひいき」に来店。系列店には行った事がある。ハイボールが安くて納豆の天ぷらや「揚げたて(厚揚げ)」が美味しかった。

 だけど、この店には納豆の天ぷらも「揚げたて」もない。期間限定メニューだったのかな。他のメニューはあまりぱっとせず。寒かったので薩摩宝山のお湯割りを頼みつつ、鶏の唐揚げを注文。鶏の唐揚げにマヨネーズが付いてくれば大抵の事は許せるってものだ。

「せんべろ」への道は遠い

 チャレンジハイボールなる企画をやっていて、サイコロ二つでゾロ目がでれば1杯無料、偶数で99円、奇数で399円のジャンボハイボールが来る。薩摩宝山を飲んでしまったので偶数辺りが丁度よいと思っていたが、7の奇数。

 ドでかいハイボールを持て余しつつ、栃尾揚げの炙りを頼む。栃尾揚げとは新潟名産の分厚い油揚げでうまい。「揚げたて」がない不満も吹き飛ぶ。他にも頼んで2477円。先にハイボールチャレンジをしてから、次の酒を展開すべきだったし、ここで鶏の唐揚げを食べる必然もなかったな。不定値をできるだけ確定させてからコミットするのはカードゲームの基本戦略なのに、せんべろは難しい。

ゴブリン族の贅沢は楽しい

「ゴブリン族の贅沢」なんて言われてるけど「見慣れた場所で変わった事をする」というのは一種のデペイズマンであり、ワンオペ問題や日本経済に思いを馳せながら1,000円で無双できる感覚も必要だろう。「価値=機能/コスト」である。ファミレス呑みも好きだ。

 見慣れた店において、最適化戦略を準備をしていくのは得意だけど、初めての店でアドリブ的に最適化計算を遂行するのは難しい。そもそも、そういう事を考えないように旅をしたり、酒を飲んでいるわけで、店に入る前の見積もりを大きく上回ってしまうのは必然であって……なんて事をうじうじと考えながらホテルにかえる道のりが楽しい。

 横浜ベイスターズの試合を観戦をしてみるのもよいかと思ったが、次の街に進む事にしよう。今夜はやけに冷える。

せんべろ探偵が行く (集英社文庫)

せんべろ探偵が行く (集英社文庫)

箱根旅行記まとめ