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太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

はてなブログカスタマイズのワンコイン小商いとペイウォール

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ココナラのはてなブログカスタマイズサービス

 ココナラで販売しているはてなブログカスタマイズワンコイン支援サービスが3人の方から購入された。累計利用回数はその倍以上。概ね好評である。

 基本料金が税抜500円かつ30%の上納金が必要なので、こちらに入るのはたった350円。当然これ自体ではまったく儲からないけど、有料の看板を出しておくことで匿名の無料相談サービス扱いをされたり、塩対応に逆ギレされたりする機会が大幅に減った。文字通りの「ペイウォール」として機能しているのだ。

最低料金のペイウォールを明示しておくのはコスパがよい

 最低料金の看板をだしておかないと「無料で対応してもらえるなら、使い倒さないともったいない」という思考に至るひともいる。「消費者」としての規範的な振る舞いを追求するほどに「最低限の代価で最高のサービス(=コストパフォーマンス)」を求めるべく行動するわけであり、それが全体最適や未来の価値から遠ざける場合もある。

 例えば大学生が「もっとも少ない学習量を代価にして、もっとも見栄えのいい学歴という商品」を手に入れようと「消費者」らしい振る舞いをすれば、「無知であるにも関わらず、一流大学を出ること」が勝利条件となる。実際にそれを自慢する人もいて、謙遜や自虐風自慢もあるのだろうけど、根底にあるのは他者よりも「買い物上手」であった事の誇りであると内田樹は主張する。

 もちろん、買い物上手であることは素晴らしい。僕自身もコスパを考えるのは好きだ。だけど、他者から追求されたコスパの構成要素になることを拒否する権利もあるし、いちいち断るための意志力や体力すら拠出したくない。看板を出すだけでコスパ至上主義者からの意志力簒奪を防げるのは非常にコスパがよいと思える。

 そんなわけで、ペイウォール構築のためのワンコイン小商いは「あんまり売れてほしくないけど存在は認知して欲しい」という不思議な位置づけになっている。まだ自分ではココナラのサービスを購入したことがないのだけど、アイコンとか背景ロゴとかを頼んでみたいな。

小商いのはじめかた:身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本

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