太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

Facebookページで『村上さんのところ』シーズン2が限定公開中

『村上さんのところ』シーズン2が開始

 はてなブログのエンジンを利用していることでも話題になった村上春樹と読者との交流サイト『村上さんのところ』が書籍版の発売に併せて限定復活するという連絡がきた。こんどはFacebookページ。

「村上さんのところ」公開終了時点では、村上さんはまだ4915通のメールを読み終えておりませんでしたが、「追加分」として385通の回答を書きました。そのうちの一部を今日から8月2日(日)まで毎日少しずつアップしていきます。わずかな間ですが、帰ってきた「村上さんのところ」をぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/murakamisannotokoro

 既に大量の質問に答えていたのに、追加で385通の回答が読める。いくつかの質問を書いたり、答えに一喜一憂していたので懐かしくもあり、嬉しくもある。

 僕の質問はひとつも採用はされなかったけれど、村上主義者として生きるのか、ハルキストとして生きるかなんていう楽しい悩みもあった。

電子書籍の新しい可能性

 電子書籍限定の『村上さんのところ コンプリート版』では、3716問の質疑応答は完全収録。「紙面の限り」なんていわせない電子版ならではの楽しみである。本当に全部読めるかは兎も角としてね。

村上作品に関する素朴なクエスチョンから、日常生活のお悩み、ジャズ、生き方、翻訳小説、社会問題、猫、スワローズ、そして珍名ラブホテルまで――。期間限定サイト「村上さんのところ」に寄せられた37465通の質問・相談メールに、村上春樹が3か月半にわたって続けた回答は、3716問! そのすべてを完全収録し、ウェブサイト掲載時と同様の横組みスタイルで再現。単行本8冊分の愉しみを、スマホやパソコン、タブレットや電子書籍端末にダウンロードして、手軽にたっぷり楽しめるコンプリート版!

村上さんのところ コンプリート版

村上さんのところ コンプリート版

 『村上春樹「かえるくん、東京を救う」英訳完全読解』などで一応のKindle化がなされはじめていたとはいえ、日本語で読める村上春樹の書籍では初のKindle化である。文芸作品ではなくて読者との交流というのが「らしい」と思う。『村上朝日堂 夢のサーフシティー』で読者との電子メールを収録したCD-ROMを発売するなど、電子版に対する「頑なさ」みたいなものは勝手に創りだした幻想でもあるのだけど。

 それでも、村上春樹の言葉をKindle Paperwhiteで持ち歩きあるいて、読みたくなったらすぐに読めるという安心感だけでも日々の生活が少しだけ変わるのかもしれないと思う。急にビートルズが聴きたくなっても大丈夫な世界を作り出したiPhoneの様にね。

村上さんのところ コンプリート版

村上さんのところ コンプリート版