太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

Q.脳内でキャスティングしながら本を読むことはありますか? A.速読の敵ですが脳内朗読でアテレコしてますね

photo by paulbence

質疑応答(ask.fmより)

脳内でキャスティングしながら本を読むことはありますか?

 ご質問ありがとうございます。脳内でキャスティングといっても、映像 or 音声、個人 or 概念といった軸で切り分けられると考えられますが、僕の場合は本の種類によって異なります。例えば、既に映像化されている小説やアニメのノベライズであれば、テレビ画面に放映されているイメージのまま脳内でも映像化している事が多いです。

基本的には脳内朗読でアテレコしている

 それ以外の小説であれば脳内声優を割り当ててアテレコ再生をしている事が多いです。この時、固有名詞を持った声優はイメージしておらず、例えば「関西弁のおじさん」「落ち着いた女性」といった類型的な声色やイントネーションで脳内朗読をしています。映像イメージはあまりでてきません。

 脳内朗読内の声優は、できるだけ小説内の描写にあわせた配役にしていますが、それを覆すような表現があとから出てくると残念な気分になります。ドラマ化をした時にイメージと異なる事については割り切りもできますが、オーディオブックの朗読と自分の脳内朗読が違うのもちょっときついですね。

 逆に、オーディオブック版の『夢をかなえるゾウ』はイメージ通りで非常に良かったです。朗読は朗読でひとつのジャンルになっていて、本を深く楽しむ方法のひとつなのだと思います。

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脳内朗読は速読の敵だけど楽しい

 その一方で、実用書については文章をブロック単位で見ながら内容を把握するようにしているので、脳内朗読をすると途端に遅くなってしまいます。ビジネス書から得たいのは新規性のある主張や実用的な部分だけで、脳内音読をしても時間の無駄になってしまう事が多いのです。

 もちろん、読書そのものは程度の差があれ「娯楽」ですし、文体や想起される情景をゆっくりと味わっていくのが正しい姿なのだろうとも思います。僕の書く文章に悪文や誤字脱字が多いのも、ブロック単位で読んでしまう癖が抜けていなくて、細部まで意識が回わらない事へのツケなのだろうと推測しています。そういう意味では文章を書いた後には音読をして、誤字脱字の除去はもちろんのこと、リズム感の調整もしていく方がよいのでしょう。

 そんなわけで、概ね脳内朗読という形で脳内キャスティングをしていますが、実用書では速読の邪魔になるのでしてません。以上で、ご回答となりましたでしょうか。

今日だってあなたを思いながら 歌うたいは唄うよ
ずっと言えなかった言葉がある 短いから聞いておくれ
「愛してる」
嗚呼 唄うことは難しいことじゃない
その胸の目隠しを そっと外せばいい

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