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太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

アラサー男子が面白かったおすすめ漫画ランキング

Comics

26位 たそがれたかこ

たかこは、母と暮らすバツイチ45歳。深川から自転車で新大橋を渡り、社員食堂のパートに通う。とくに大きな原因はない。逆にすべてが原因でイヤになっているのだろうか――。このところ、夜にやられて隅田川のほとりで一人、酒を飲む。ところが、だれもいないと思ったそこで、声をかけてきた男がいて――!? ふんばりざかりをふんばる人に、届けたい物語。

たそがれたかこ(1) (BE・LOVEコミックス)

たそがれたかこ(1) (BE・LOVEコミックス)

 バツイチ45歳なのに萌えるヒロインという新感覚漫画。引っ込み思案だったたかこが、隅田川で会った謎のおじさんをキッカケに「行きつけのお店」を作ってみたり、ラジオで聴いたバンドのボーカルにときめいたり、髪を明るく染めてみたり。

 徐々に日常を華やかにしつつ、自意識のツッコミや元夫のもとで暮らす娘との関係と向き合うシビアさもある。『34歳無職さん 1<34歳無職さん> (コミックフラッパー)』のさらに先を描いている感じもします。今後はこういう「リアル」が多くなっていくのかも。

25位 独身OLのすべて

あたまゆるゆるインターネット「オモコロ」に掲載され反響を呼んだ『独身OLのすべて』。それがモーニング公式サイト「モアイ」に場所を移してWEB連載化され、アラサ―女子を中心とした読者に熱狂的な支持を得るようになる。Yahoo!モバイルトップにも取り上げられる騒ぎとなった当作がついに単行本化! 「生きとし生けるすべての独身OLに捧ぐ鎮魂歌。幸せな人は見ないでください」byまずりん

独身OLのすべて(1) (モーニングコミックス)

独身OLのすべて(1) (モーニングコミックス)

 『独身OLのすべて/まずりん - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ』で連載しているので是非読んでいただきたい。アラサー女子の合コンあるあるを中心に妬んだり騙されたりしつつ、最終的には友情がアツい。社内の誰が誰にアプローチ中みたいな情報共有がされてる感じもあるある。

独身OLのすべて(2) (モーニングコミックス)

独身OLのすべて(2) (モーニングコミックス)

24位 東京タラレバ娘

「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。東村アキコの女子に対する鋭い視点と笑いがさく裂する最新作!!

東京タラレバ娘(1) (Kissコミックス)

東京タラレバ娘(1) (Kissコミックス)

 33歳の脚本家がアラサ―独身女子同士でネイルサロンに通ったり女子会を繰り返す日々の中で男性と出会ってという話。『独身OLのすべて』を少しリアルに寄せた感じも。もう「女子」として見られていないとか「10年前」という単語に反応するのに「それな!」っていいたくなる。オタク女子を描いた『海月姫』もいい。

海月姫(1) (Kissコミックス)

海月姫(1) (Kissコミックス)

23位 野田ともうします。

あぁ素晴らしき、地味女子ライフ!みんな野田(のだ)さんに夢中です!!(あなたもきっと好きになる……。)出身:群馬県、住んでいる場所:埼玉、趣味:読書、特技:石破大臣のモノマネ。好奇心が強くて意外と行動派――そんな地味女子大生・野田さんの素晴らしき地味愉快なEVERYDAY☆

野田ともうします。(1) (Kissコミックス)

野田ともうします。(1) (Kissコミックス)

 野田さんの地味さ! だけど話すと独自の視点で物事を捉えていたり、実はアクティブだったりと色々な話が出てきて皆に気にされる存在になっていく。周りのキャラも地味だけど濃い。だんだんとマンネリな展開になっていくのだけど、それが奇妙な心地よさを生んでいる。

22位 ホタルのヒカリ

「負け犬」の次は「干物女(ひものおんな)」の時代が来る!? 恋愛するより家で寝てたい。……と思ってたのに、なぜか上司の高野部長と同居するハメになった蛍(ほたる)。しかも年下の彼・マコトまで現れて!? 干物(ひもの)女は忘れた恋心を取り戻すことができるのか?

ホタルノヒカリ(1) (Kissコミックス)

ホタルノヒカリ(1) (Kissコミックス)

 ジャージでちょんまげな干物系女子がキッチリとした上司と同居する事になるという展開。家族になってからだって揉めやすい同居生活なだけど、志向が異なる他人同士がなんだから余計に軋轢もある。「シェアハウス」と考えれば現代的な話であるし、うまくやろうとしていく中で恋心が強くなっていく感じとがよい。

21位 アウターゾーン

アウターゾーン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

アウターゾーン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 『トワイライト・ゾーン』を意識したであろうSF(すこし不思議)な話を集めた短篇集。『世にも奇妙な物語』といった方が分かりやすいでしょうか。淡々とした作風ながらミザリィという魔性の語り部が本編に介入したり、別の短編の主人公や謎の組織が絡んだりする展開もアツい。不思議な事象の法則を理解した気になる人間の愚かさ。新シリーズが再開しているようです。

20位 みゆき

みゆき (1) (小学館文庫)

みゆき (1) (小学館文庫)

 あだち充漫画の中では異色のスポーツを介さないラブコメ。ヒロインと苦労して恋人同士になりながらも、久々に再会した血の繋がっていない妹に心が奪われていく展開。モテモテな妹について「守りたい」なのか「嫉妬」なのか自分の感情が分からなくなったり、「ビタミンM(みゆき)」が足りないと調子が悪いと気付くエピソードが好き。それでも「お兄ちゃん」って言わすのがもう。

19位 地獄先生ぬ~べ~

地獄先生ぬ〜べ〜 1 地獄先生ぬ?べ? (ジャンプコミックスDIGITAL)

地獄先生ぬ〜べ〜 1 地獄先生ぬ?べ? (ジャンプコミックスDIGITAL)

 「鬼の手」を持つ小学校教師ぬ~べ~の圧倒的な強さや優しさを軸にしながらも、妖怪、都市伝説、時事ネタ、ホビー、ラブコメ、お色気などの要素がないまぜになった1話完結の学園コメディ。最近になってドラマ化したり、『地獄先生ぬ〜べ〜NEO 1 (ジャンプコミックス)』として連載再開したりとまた熱くなってきています。

18位 ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョの奇妙な冒険 STARTER BOOK (ジャンプコミックスDIGITAL)

ジョジョの奇妙な冒険 STARTER BOOK (ジャンプコミックスDIGITAL)

 7部まで持っています。ジョジョほど単行本で一気読みしないと良さが分からない漫画は少ないように思います。第5部あたりから本格的に複雑化してきて、ジャンプで断片的に読んでいた時には正直なところ全く面白さが分からなかったのですが、単行本で読み直すとすごく面白い。でも、やっぱり3部の承太郎が圧倒的に好きかな。

17位 幕張サボテンキャンパス

幕張サボテンキャンパス(1) (竹書房漫画文庫 SC 1)

幕張サボテンキャンパス(1) (竹書房漫画文庫 SC 1)

 幕張にある都会と田舎が混在する大学において「サボテンを枯らす」ほど怠惰な女子を中心にゆるーいキャンパスライフを描き出す四コマ漫画。長期連載の途中でも時計を進めるために留年したり、大学院に進学したり、大学職員のバイトを始めたりというモラトリアムループ。代返、代ノート、汚部屋、宅飲み、文化祭、バイトのあるあるが挟まれつつ、恋愛や就職活動などについても意識が低いながらも、それなりの答えを見つけていく過程が暖かくて、ついつい全巻集めてしまいました。

16位 ハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー 1

ハチミツとクローバー 1

 美大において「天才」を見つけてしまった葛藤や、自分は「対等な目線」にすら立てないと諦観しながらも心惹かれていくのが切ない。登場人物のそれぞれが、何かを欠落していて、それを異性によって埋めようとしても空回り。爽やかなキャンパスの中に渦巻くドロドロとした情念がなんともいえなくて、定期的に読み返したくなります。

15位 げんしけん

げんしけん(1) (アフタヌーンコミックス)

げんしけん(1) (アフタヌーンコミックス)

 いわゆる「オタサー」を描いた作品。特に絵が上手いわけでも、文章が書けるわけでもないけど作品を肴にだべったり、コミケや秋葉原で散財するのが好きな「消費者としてのオタク」を描いている。登場人物にギャルやコスプレ美少女などがいるのは漫画的お約束とはいえ、それに伴う化学変化やオタク恋愛あるあるに胸が痛くなる。二代目として再開しており、こちらはこちらで楽しみにしています。

14位 今日のユイコさん

今日のユイコさん(1) (アフタヌーンKC)

今日のユイコさん(1) (アフタヌーンKC)

 表紙に描かれたちょっとキツめの委員長系女子が、気弱な男子と相思相愛になってからのほのぼのリア充生活。この漫画の素晴らしさは「理屈デレ」とも言うべき新ジャンルを生み出した所にある。

 例えば手を繋がれそうになった時に「人前ではこういうことはしないと言ったはずよ!?」と宣言しつつ、「人前ではっ」「人前ではっ」「人前限定!」と、ふたりきりになれる体育倉庫に誘導するみたいなデレ。照れ隠しに杓子定規なルールを提示しながら、それを乗り越えてイチャイチャしたいというギャップに胸キュン。

 突拍子もない「理屈デレ」自体は成年コミックの技法として存在していたのだけど、ただ「手を繋ぎたい」「一緒に帰りたい」というレベルの話にまで顔を真っ赤にしながら色々な理屈を考えて、相手や自分を論理的に納得させた上で「私達はイチャイチャせざるを得ない」という流れを見せてくれるのがよい。「よかろう。ならばイチャイチャだ」

13位 たいようのいえ

たいようのいえ(1) (KC デザート)

たいようのいえ(1) (KC デザート)

 複雑な家庭に育って「お母さんみたいになった新入社員男子」と「中二のような女子高生」の疑似兄妹的な幼馴染が親の再婚を機会にひとつ屋根の下で同居する。女子高生が自伝的なケータイ小説家で、男がそのケータイ小説のファン(作者に気づいてない)という展開が現代っぽい。

 二人の間に起こった事が脚色されながらケータイ小説として公開されて、それを読んで感動している自分がモデルになっていると気づいていないという非常に危うい状態。兄妹として、幼馴染として、家主と居候として、小説家とファンとして分人化した関係性がゴチャゴチャになりつつ、色々な人々を巻き込んで、だんだんと「家族」になっていくのに胸キュン。

12位 不器用な匠ちゃん

不器用な匠ちゃん 1 (フラッパーコミックス)

不器用な匠ちゃん 1 (フラッパーコミックス)

 武器模型製作の隠れオタとして過ごしてきた主人公が、ひょんな事から自分の趣味を受け入れてくれる模型サークルに所属して、最高に楽しい時間を過ごせるようになるのだけど、男女混合のオタサーで行き違い始める恋愛感情に巻き込まれていく。登場人物達は模型に対しては器用になれるのに、人間関係の事になるととことん不器用。

 合同制作の中で生まれていく達成感と深まる恋心があって、でも居心地のよいオタサーを壊したくないという想いと、でも好きになっちゃっんだから仕方がないという想いが葛藤して胸キュン。

11位 うちの妻ってどうでしょう?

うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス)

うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス)

 福満しげゆきのほのぼのエッセイ漫画に見せかけて、謎の主張や妻観察日記。途中から子育て日記になる。1頁8コマの4コマ漫画フォーマットでありながら、コマ数が不定であり、例えば5コマで終わって6コマ目から違う話が始まったり、タイトルが最後に分かるという実装が独特な読後感を生んでいる。妻が長崎弁のままなので自分のことを「おい」と呼んだり、標準語からするとかなり強い言葉を使うギャップも萌え。

 妻自身が漫画にどう書かれているのかを気にしていて、夫婦喧嘩になったときにも「漫画に描かんといて!」と言うなど、ブロガーとしての当事者性に迫るところもある。喧嘩をしたり、不安に苛まれたりしながらも、「いいぞ。僕の家族たち!」とただありのままの幸せを実感する展開に胸キュン。

10位 逃げるは恥だが役に立つ

森山みくり(25歳)、彼氏なし。院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、ただいま求職中。見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として週1で働き始める。両者ともに快適な関係を築いたふたりだが、みくりが実家の事情から辞めることに。現状を維持したい彼らが出した結論は、就職としての結婚――契約結婚だった! ひとつ屋根の下、秘密と妄想(?)の生活が始まる……! オトナの諸問題に挑む海野つなみの新境地!

 ドラマも人気だった「逃げ恥」。以前から漫画版を読んでいて『講談社発の新時代ヒロインコミック7選』などで取り挙げたりしていたので、インディーズバンドがメジャーデビューしたような気分。平匡さんと同じプロの独身として、こんな感じに思われていたこともあったのだという、気づきを得られたり。

 元ワーキングプアで派遣切りにあった主人公が、家政婦の仕事で出会った朴念仁と名義上の結婚(籍は入れない)をする。「新婚旅行」という名の社員旅行や、食費の折半などの契約上の関係を維持しながらも、同居しているうちに芽生えてしまうものもある。内田樹ブシが随時随所に出てきて、「贈与経済」とか「商取引としての恋愛」みたいなものを描いているのが興味深い。

 最初からクライマックスになってから、「出会い→恋愛→結婚→生活」という一般的な流れとは逆順に普通にときめく段階に戻っていくのが不思議であり、あたらしい形の胸キュンを提供してくれる。

9位 木根さんの1人でキネマ

30ン歳独身OL・木根さんの趣味は1人で映画を観ることと感想ブログ。映画愛がこもりすぎててこじらせちゃってる木根さんの生き様(笑)をみよ!ターミネーター、スター・ウォーズ、バッドボーイズ2バッド…、濃いラインナップ揃ってます♪

 週末のひとり映画が趣味の残念美人の映画語り。早い段階で同居人(女子)が登場するのでひとり映画の要素は少なめだけど、そこまで映画が好きでもない女子達にコダワリを懸命に説明してドン引きされたり、日常生活で一切を擬態したりのあるある感。

8位 放課後さいころ倶楽部

放課後女子の、アナログゲーム物語!

春の京都―――――
見知らぬ街に引っ越してきた女子高生の綾。
彼女とはじめて友達になったのは、
引っ込み思案な同級生の美姫。
ある日の放課後、委員長の翠の後をこっそりつけて綾たちが訪れたのは、
アナログゲーム専門店、その名も「さいころ倶楽部」!!

思わずやってみたくなる、本場ドイツのボードゲームも満載!!
「楽しい」を探す少女たちと、心躍るゲームの世界へ!!

 非電源ボードゲームのあたたかみ。競技性を追求するというよりも、ゲームを通じたコミュニケーションが主体。久しぶりにアナログゲームをやりたくなった。ネットゲームやスマホゲームが全盛だからこそ、膝を突き合わせて遊ぶことに郷愁を感じる。来年はどこかのアナログゲームサークルに顔を出してみるかな。

7位 ポプテピピック

風刺もパクリもどんと来い! ネット上で大人気(笑)の暴れん坊4コマ、不可能といわれていたコミックス化が実現!

 説明文が雑! まんがライフWINの片隅で連載されていた問題作で不思議な中毒性がある。やるやらコンビニしか見えないキャラクター達がぎりぎり理解できそうなパロディやシュールな会話を繰り返す四コマ。LINEスタンプの画像が枯渇したという理由でセカンドシーズンが始まったり、専門店が期間限定でオープンしたりと急激に人気がでた。

6位 そのおこだわり俺にもくれよ!!

『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』ーーそれは日常の退屈と喜びを描いたノンフィクション漫画の白眉である。著者の清野は、あたたかい眼差しで我々の生活を見つめ、日常に潜む「おこだわり」を抽出する。「僕は貧乏な人は格好がいいと思う」と清貧に生きる人々を賛歌したのは、劇作家の山田太一だったか。清野もまた、ツナ缶、ポテトサラダ、白湯、さけるチーズなど、ゼニのかからぬ喜びを賛歌して余りない。実にタマラン。

 赤羽の変な人々を描いたノンフィクション漫画『東京都北区赤羽』の清野とおるが「おこだわり人たち」へのインタビューを漫画化。

 ベランダ野宿の話が特に好き。細かい銘柄のコダワリに呆れつつ、感心しつつ、大げさにツッコんでいく流れが面白い。

5位 イムリ

壮大なるファンタジー巨篇、堂々の開幕!
カーマ、イムリ、イコル…不可思議な超能力を操る3つの民族が、
闘争と暴政の歴史を織り上げてきた星、ルーン。
今、その世界の運命を大きく変えるひとりの少年が、自らの宿命に目覚める!

「ぶっせん」「ペット」など、その圧倒的個性で漫画ファンから
熱い注目を集め続ける三宅乱丈、渾身のSFファンタジー巨篇がついに幕を開ける!

 人の心を支配できる超能力が「技術」として確立した世界のなかで様々な意匠が絡み合って壮大なサーガを織りなしている。正直なところで序盤はルールや文化が理解がしにくいのだけど、いったん読み進めて最初から読み直すと非常によい。

4位 忘却のサチコ

ただ忘れるために…美食を求めて東へ西へ!

佐々木幸子(ささき・さちこ)、29歳。職業、文芸誌編集者。
仕事は順調、結婚も決まり、これまで完璧な人生を歩んできた。

あの日までは…!!

美味しいものを食べた時に得られる”忘却の瞬間”を求めて、
ありとあらゆる美食を追いかける!!

絶品グルメ・コメディー、開幕!!

 グルメ漫画は数あれど、今年はこれが一番だった。真面目すぎるアラサー女子が恋人との辛い思い出を忘れるために食べるという悲壮的なバックグラウンドがありつつも、各地のグルメを美味しそうに食べる幸せそうな顔。鯖の味噌煮や『幸福の黄色いハンカチ』で健さんが出所後に食べるカツ丼と醤油ラーメンを再現するなど、店側のギミックがありきでないのもよい。

3位 ウメハラ FIGHTING GAMERS!

格闘ゲーム界のリビング・レジェンド"梅原大吾"コミック化!

プロ格闘ゲーマーという職業を作ったパイオニア的存在、梅原大吾。
1996年、同じ時代を生きたもう一人の天才ゲーマー大貫晋也は、その男との出会いにより格闘ゲームの魅力へと取り付かれていく。
ウメハラとヌキ、格闘ゲーム史にその名を刻む2人の激戦の火蓋が切って落とされた・・・!

本編未収録、コミック版描き下ろしエピソードも特別掲載。格ゲーの頂点を目指すもの達の青春が今、始まる!

 プロゲーマー・ウメハラの青春時代。天才的なウメハラよりも、そのライバルであるヌキの視点が中心。いまでこそe-Sportsなんて言われているけど、当時のゲーセンは「不良の溜まり場」のイメージ。「ゲームがうまくなることに意味なんてあるのか?」と周りや自分自身から問いかけられつつも、あいつに勝ちたいという思いでひたむき打ち込む。もちろん、脚色されてる部分もあるのだろうけど、そういう人々が現実に活躍している現代からの視点も感慨深い。

2位 がっこうぐらし

学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部。
シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐ姉らに囲まれた丈槍ゆきの瞳に映る幸せな“日常"はしかし……!?

 「日常系」が信じられなくなる衝撃の第一話はぜひ読んでほしい。同じくニトロプラス原作+まんがタイム系作画の『まどか☆マギカ』的な出落ちと思われがちだけど、どちらかと言えば『ひぐらしのなく頃に』の楽しみ方に近い。作品内のミスとしてスルーされがちな違和感のある描写や矛盾点が伏線やヒントになっていて、久々に考察ブログや掲示板に入り浸ってしまった。おそらくネタバレしきってない今のうちが一番楽しめる。

1位 ゴールデンカムイ

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!

 明治時代の北海道を舞台にアイヌの埋蔵金を巡って各勢力が激突する。アイヌの隠し財宝の地図を刺青に入れらて網走収容所から脱走した死刑囚を巡って、大日本帝国陸軍第七師団(元屯田兵)、アイヌ民族、土方歳三、ロシアのパルチザンなどをまじえてロマンあふれる戦いをしつつ、アイヌ料理やマタギ料理などの野趣あふれるグルメの要素もある。

 不死身の杉元、脱獄王の白石、不敗の柔道家牛山、超能力者の三船千鶴子、三十人殺しの津山など当時の北海道にはいないはずの怪人を連想させるキャラクターたちも魅力的。