太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

闇実績と紐付いたインターネット上の活動を転職活動に使えるのか問題

photo by Toni Blay

マイナスブランディングとしてのブログ

 もっとブログに書く題材を選んだ方がよいと言われる事がある。そう言われると余計に闇芸や病み芸をしたくなってしまっていたのだけど、この名前が記名されるブログ以外の仕事を請けたり、下手したら転職活動にも関わってきているので、流石に辛いと感じる事もある。もともと「池田仮名」という人格は自分の中の負の側面を増幅させたキャラクターであったし、それ自体が自己療養の試みであったのだけど、その前提を受入れてもらうのは難しいだろうからリアルと紐付けるつもりはなかった。

 リアルの「私」は「池田仮名」からの力を借りなくてもやっていけると思っていたし、それで良かったはずなのだけど、いざリクルートエージェントなどに登録して転職活動をしていくと「私」単体で出せる年齢や実績ではマッチしない……というより、「やっていくんだという気持ちがあるのに業務時間外に独習する姿勢がない」と評価されるのが辛い。githubに公開しているプログラム、ライティングやウェブデザインの実績などを提示していくと、ここまで辿り着けてしまうから出せずにいて、それらは「闇実績」とでも言うべきものになっている。闇のまま葬り去っておくか、闇ごと引きずりだす必要のある実績である。

ブログの力はプラスにもマイナスにも働く

社内で公示があって、4月から本社の「商品部」で働くことになった。自分も現在働いている日本国内外にある「店舗」で扱っている商品の企画や開発、管理を行う部署。有名なフードプランナーの方や海外の星付きレストランで修行をしてきたシェフの方といったいわゆる「食のプロ」も集まるこの部署につい半年前、「IT」という異業種から転職してきた自分が配属されることになったきっかけの1つに、この「ブログ」があったらしい。

 すごくいい話で、非常にめでたい。個人ブログであっても、そのような使い方が出来るんだろうと思うし、そういう時代なのだろうと思う。プラスでもマイナスでも個人ブログの影響はほんのすこしだけあるのだ。

レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方

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  • 作者: イケダハヤト,タクスズキ,鳥井弘文,けいろー,ツベルクリン良平,下津曲浩,池田仮名,金野和磨,中里祐次
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 特に企画に近い部分は「やりたい」という気持ちがあったのなら、如何に工夫してシャドウワークを積み重ねてきたのかという話が重要視されるし、それを陽の目の下に出してやる必要性もでてくるという実感がある。で、あれば闇のまま葬り去るべき諸々を紐付けてしまうべきではなかったのだ。

 いまさら完全にロンダリングするのは多分無理だけど、もう少し人に言って恥ずかしくないブログを書いていきたいと思う。実名Facebookも使えないし、常に片手で戦うという自縄自縛をしてしまっているのではないかとも感じる。「三枚目の名刺」を作るべきなのか。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

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