太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

飯田橋「たつみ家」〜千代田ビル街飲食街で煮こまれたおでんの兵法対決

f:id:bulldra:20150404095010j:plain

おでん屋で飲みたい

 飯田橋の外濠公園で開催される「ソーシャル花見*2015」に参加する予定だったのだけど、時間が早いので0次会をする事になった。飯田橋のA1出口を出ると「千代田ビル街飲食街」と呼ばれる一角があり、ひとつの建物内に小さな店舗が並んでいる。

f:id:bulldra:20150404095005j:plain

 おでん屋と焼き鳥屋で迷って、おでん屋を選択。ちょうど「おでんの兵法」にハマっていた事もあるし、肌寒さを残した宵の口にピッタリだと思ったのだ。

 「昭和の小料理屋」という雰囲気の小さな店内を、夫婦二人で切り盛りしている。2階には宴会場があるようだ。

おでんの兵法第一陣

f:id:bulldra:20150404095006j:plain

 同行者からの第一陣は「卵・はんぺん・牛すじ・大根」と3種のタンパク質に大根を添える布陣。おでんは各190円で、ふたりで頼むと半分に切って提供される。おでん界の完全食である卵、パンパンに膨らんだはんぺんに、ほろほろの牛すじ。それらの出汁をすった大根も間違いない。

f:id:bulldra:20150404095008j:plain

 箸休めに卵がたっぷり入ったポテトサラダ。カウンターに作り置かれて主張してくるので、ついつい頼んでしまう。

おでんの兵法第二陣

f:id:bulldra:20150404095009j:plain

 対抗する第二陣には「がんもどき・ちくわぶ・ウィンナー」と「もどき3種」を布陣。ガンの肉を模した生揚げ、ちくわを模した麩、羊の腸を模した人工ケーシングに詰められた挽き肉。煮込んでしまえば味を吸いやすい「もどき」のがうまくなる不思議。

 煮こまれすぎてクタクタになっているが、それもまた良し。溶けていくウィンナーソーセージなんて久々である。ちくわぶもがんもどきも、たっぷりの汁を吸い込む媒介者でありながら、自身の味や食感もちゃんと主張してMIXさせる心意気を感じる。

居酒屋料理の布陣に「煮込む」を加えていきたい

f:id:bulldra:20150404095012j:plain

 カウンターに置かれた干物も美味そうだったが、時間がかかりそうなので今回はパス。

f:id:bulldra:20150404095014j:plain

 シメの牛すじ煮込みもトロトロで肉厚。牛すじがカブってしまったな。おでんも牛すじも「煮込む」という調理ですごく美味しくなるし、身体にも優しい。「焼く」「炒める」「揚げる」に偏りがちな居酒屋料理の布陣にもっと「煮込む」を加えていきたい。

関連記事