太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

Pocket WiFi 305ZTとかいうゴミをソフトバンクから無償解約

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Pocket WiFi 305ZTとかいうアナログ回線なみのゴミ

 ここ数日間ほど、まともにインターネットが利用できなくなって難儀していた。もともとイーモバイルのPocket WiFi 305ZTを利用していたのだけど「1ヶ月で7GB制限」は別に適用された「3日で1GB」と思われる通信制限が異常なぐらいきつくてブログの更新もできない状態にある。

 イーモバイルがワイモバイル(ソフトバンク)と合併した今年の4月からきつくなったという話はあったのだけど、それでも800kbps程度は出ていたので我慢できなくもない話であった。しかし、ここ最近は約30kbps。アナログ電話回線を利用していた最初期のモデムが28,800bps=(28.8kbps)なので、ニフティサーブとかの時代に逆行している。

できないことを出来ると言って長期契約

 Y!MobileのPocket WiFi 305ZTは、本来なら500円かかる500MBの通信容量の追加が何度でも無料で行える「CA対応Pocket WiFi使い放題キャンペーン」というキャンペーンをやっていて、実質的に利用制限がないのでヨドバシカメラにも「これあれば固定回線いらないですよ」と薦められたし、アフィ目的のブロガーも絶賛していた。

 先にWi-Fiルーターを購入してしまえば、月額2,245円で使い放題になるし、出先にも持っていけるので、たとえ800kbps程度になっても十分に役立っていたのだけど30kbpsは完全に「使用不可」の領域である。速度表記の嘘はともかくとして、使えないものに対してお金を払うのはツライ。

 動画広告や音楽配信サービスなどで1日で1GBを超えてしまうと、翌日の6時から翌日の6時までの通信制限がかかるが、翌日の使用量が0になっても「2日分の合計」が1GBなので翌々日も制限が掛かる。翌々日の使用量も0でも「3日分の合計」が1GBのままという罠。1回やらかすたびに「3日間まるまる」使えなくなるという塩梅だ。

日付 1日 2日 3日 4日 5日 6日
使用可能量 1GB 0GB 0GB 0GB 1GB 0GB
前日までの
3日間合計
0GB 1GB 1GB 1GB 0GB 1GB

 動画とか圧縮ファイルとかHTTP通信の内容を見ての帯域制限まであるそうだ。とにかく1ヶ月7GB以外の縛りが無茶苦茶厳しいので、普段からあまり使い物にならなくなってしまったという感覚がある。「嘘はいってない」という利根川の顔が浮かぶ。

ゴミを捨てて固定回線にしよう

 やらかした翌日だけ使えなくなるという話であれば、ギリギリ許容できなくもなかったけど、いくらなんでも丸三日使えなくなるとか普段から制限がかかってるとかいうのはゴミなので、ゴミはゴミ箱に投げ捨てて新しい回線を利用することにした。WiMaxも炎上しているけれど、実態的なスケーラビリティがないものについて「制限なし」を詐称して多くの人に普及させるってのは無理スジなのだろう。

 もともとフレッツ光の「ギガ・スマート」が入っているマンションだったのだけど、AUスマートバリューの対象となる『So-net 光 (auひかり) 』がサービス対象外だったので、色々と比較してプロバイダ料金が月額500円+毎月100ポイント還元になる『楽天ブロードバンド』の光回線を利用することにした。高額な一括キャッシュバックを提示する業者はアレな感じだし、月額料金が単純に安くなる方がよいかなと。

ソフトバンクにはフェアネスの欠如を感じることが多い

本サービスでは、性別・年代といったお客さまの属性情報や端末の位置情報、広告の閲覧履歴について、端末の仮名化や位置情報の一般化などの匿名化処理を十分に施した上で、広告主の希望とマッチングすることにより、推奨型の広告配信サービスを実現します。

 過大広告や後からの改悪に限らず、最低でもオプトイン方式にすべき端末の位置情報収集を勝手にやるとかしれっと発表してるし、ソフトバンク関連のサービスにはフェアネスの欠如を感じることが多いので、たとえ見かけの条件がよくてもなるべく関わらないのが大事だという教訓を得た。

Poeckt WiFiの長期回線速度制限問題

 この問題で本当にきついのは、1日に1GB使っただけで丸3日間も使えなかったことなのだけど、カスタマーセンターと話すなかで真相が分かった。曰く「数日前に全体利用量を超えたが、ちょうどシステムが障害になっていたので速度制限を通知できず、ルーターからの制限解除が行えない状態にあった」とのことだ。

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 「回線的な速度制限はするけど、ルーターが速度制限を認識できないから解除できない」ってどんな欠陥システムよ。百歩譲ってその状況で制限解除されないままの回線があったら一括対応すべきだろう。まともな連絡もしないでカスタマーセンターとのやりとりで回線側からの制限解除をする運用ってインフラ屋として終わってる。「500MBの容量追加を無料で何度も行えるから実質使い放題」という発想の時点でアレだけど。

別れ話は穏便かつ実務的に

 いちおう元の状態に戻せるという話になったけれど、有利誤認表示とか誇大広告とか以前に、そういう運用方式を取る会社と付き合いたくないなーって気持ちのが強くなったので、解約体験談などを参考にしつつ解約を申し出た。

 そしたら、技術サポートに回してくれとか、解約するなら解約手数料が必要という話になったので「そんな障害を放置してた日からの料金を払う必要すらないと思うんですが?」という話をしつつ、解約手数料を免除。他の体験談を見ても「日割り料金請求」という仕組み自体がないらしく、話が長くなりそうなので諦めた。

安物一括買いの銭失い

 ルーターを月賦払いにしていた場合は、月賦料金を免除してルーターを返却させるという裁定もあったそうなのだけど、ルーターの代金は先払いしていたので電波の出るゴミはSIMを外して売却予定。ヨドバシポイントや月額料金の低下に釣られて端末代金を一括払いしておくのって、こういう性質の商品である場合は損をする可能性も高い。

 なんにせよ、これでモバイルブロードバンド(笑)からおさらばできる。光回線に接続したWi-Fi環境が使えれば、iPhoneのパケット利用量も節約できるので、出先からの接続もテザリングで賄えると思われる。たかだか月額数千円を節約するために、どれだけQoLを低下させたり、機会損失をもたらしてきたのかと考えると気が遠くなる。情弱なのが悪いと言われればそうなのだけど、そういうところでケチるのはトータルのコスパが非常に悪くなることもあるという教訓が残った。夢を10倍速で実現する前に制限回線を10倍速にしてほしい。

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