太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

ヤフーモバイルユーザーへの動画自動再生広告はパケ死テロだから禁止して

photo by clasesdeperiodismo

イーモバイルで動画広告が自動再生されると困る

 ここのところで、Youtuber などの動画広告が自動的に再生されることが増えたのだけど、ヤフーモバイルユーザーにとってはパケット制限を引き起こしかねないテロ行為なので勘弁してほしいと思う。以前までは、長時間のマウスオーバーをしたり、クリックをしないと動画が再生されなかったのだけど、現在は有無をいわさずに動画再生がなされる。ときどき通信制限がかかってカクカクになる。

 305ZTだと1ヶ月7GB縛りがあるけど無料で500MBづつ追加できるから実質無制限になるというふれこみや、アフィリエイトを目的にイーモバイルを絶賛しているブログに騙されて、以前からイーモバイルを利用していた。確かにイーモバイル時代は500MBのたびに容量追加処理に待たされるのでイライラするって程度だったけど、ヤフーモバイルと統合されてからは3日で1GB制限が厳格にかかるようになった。情弱乙は自己責任なのだけど、そんな状態での動画自動再生広告は死体蹴りである。

 さすがにスマートフォンでの自動再生はみたことがなくて、おそらく「PCであれば固定回線」という前提で、リッチな動画コンテンツ広告を自動再生配信するようにしているのだろうけど、イーモバイルの回線は下手なスマートフォンキャリアの回線よりもプアだ。動画広告が自動再生されるたびにYoutuber達へのヘイト値が溜まっていく。好きなことで生きやがって。

潤沢な通信回線は貴重な資源に戻ってしまった

 『ユーザーを馬鹿にし続けた「UQ WiMAX」に対する集団訴訟を起こしませんか?※追記あり - モバイル健全化への一歩』みたいな話もあるけど、UQ WiMaxは3日で3GBとイーモバイルの3倍もマシな状況で「貴族の遊びか!ぐぬぬ!」と生活保護とフリーターの過当競争みたいな感覚を抱いてしまうさもしさを感じる。ヤフーモバイルのが先に問題になっていたのに動けなかったよね。

 僕自身はモバイルルーターが出始めた頃から利用していて、当時は出張が多かったしインターネットもあまり使わず、そもそも自分の家にいる時間が少なかったので固定回線を引く必要性が殆んどなかった。ドコモがテザリングを解禁した当初も7GB制限なんてなくて、無制限に通信が行えていただ。そんなこんなで本来的な補完的な存在であるはずのモバイル通信をメイン利用する方法が喧伝されたり、MVNOによる格安SIMが流行した現代では、むしろ低速な通信回線に接触している時間が増えやすくなったのではないかと思う。

プアな回線とリッチな広告のミスマッチ

 そんなプアな回線でも自動再生されてしまうリッチな広告コンテンツはヘイトに繋がりかねないミスマッチがある。Google内でも『Chromeブラウザ、初期設定でFlashアニメを停止へ - ITmedia ニュース』のように広告に利用されるフラッシュアニメをデフォルトで停止させたり、ページの読み込み速度が遅いサイトの検索順位を下げる措置が実施されるといわれている。

 これらの施策は通信回線が発達していない後進国での利用拡大に向けたものと本来的には推測されるのだけど、現在の日本も部分的には「通信後進国」に位置するようになってしまったのではないか。どちらにせよ「PCかモバイル」という区分に囚われずにユーザーの実態的な通信品質をみながら配信するコンテンツを差し替える仕組みが欲しい。

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